なにを食べたらいいの?

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103135715

作品紹介・あらすじ

"食"問題の真相とはなにか?わたしたちはなにをすればいいのか?『食品の裏側』に書かれなかった現実と対処方法がここに。あなたの食卓を安心、安全、豊かにするお金のかからない具体的な方法が満載です。

感想・レビュー・書評

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  • 結論、伝統的な和食を食べなさい、という大変ストイックな話。
    元食料・添加物商社勤務の著者が、どういうものに食品添加物が入っているかというのを教えてくれる本。
    国で認められている食品添加物だからといって、他の食品添加物と合わせて摂取した場合に安全かどうかは誰も保証してくれない、だからなるべく食品添加物は摂らない方がよい、という話。
    とはいえ、たらこなど食品添加物を使わずには成り立たないものもあるそうなので、完全に避けることは無理なのだそうです。
    安い、簡単、便利、美しい、オイシイのために、食品添加物が使われているそうです。カップめん、お惣菜、調理済み食品などは、そういうものなんですよね。
    何かを買うときに、パッケージの裏面の記載にも注意を払っていきたいです。

  • とても考えさせられました。
    添加物=悪、不要品
    と考えていますが、普段の生活は添加物のおかげで過ごせていると言う事実。
    言うだけで、行動ら伴っていない、情けないなぁ(泣)
    もう少し普段の生活、改めて見直そう☆

  • 取りすぎ三兄弟の油、塩、砂糖に気をつける。
    食塩量の計算方法はナトリウムを2.5倍する。

    添加物の働きと目的
    1.安い
    2.簡単
    3.便利 保存がきく
    4.美しい
    5.濃厚な味を作る

    食品を選ぶ7つのルール
    1.イメージで選んでもよい
    2.食品の裏ラベルを見る
    3.台所にないものは添加物
    4.顔の知らない他人が作ったものを疑う
    5.自分が作った場合と商品を比べる
    6.表示の言葉遊びに気をつける
    7.素朴な疑問を持つ

    添加物を減らすコツ
    1.無駄遣いを減らす
    2.添加物を摂っていることを認識する
    3.一週間のスパンで考える
    4.自分で出来るものは作る
    5.優先順位を決める
    6.薄味にする
    7.おいしくない。で判断してもよい
    8.皆で家事をする
    9.調味料は自作
    10.慌てずゆっくり進める

    非伝統的なもの、不自然なもの、未経験なものは食べない。つまりは和食。
    ポイントは少食、和食、粗食、薄味

    体を作るのは食事。それを本当に気をつけなければならない。無頓着に口に食事を運ばない。

    よく考えて食べ物を選び、口に運ばなければならないと痛感した。
    そして身の回りには添加物があふれていることがよく分かった。

  • 添加物の恐ろしさと便利さはわかっていたつもりだったが…。仕事で外食、コンビニ、中食メインの生活が末恐ろしい。

  • 社食の栄養士です。この本を読んで衝撃を受けました。正直、提供している料理を出したくも食べたくもなくなりました。現代の食について改めて考えさせられました。

  • 自炊のススメ

  • 食べることが好きな人は、一度は読んだ方がいい。

  • 食品の裏側を書いた安部司さんの本。前作と被る内容のところも多々あったので、前作を読めばこの本を読まなくてもいいかも。けれど、自分の食生活を戒めるためにはいい本。添加物、農薬、ポストハーベストなど怖いことがいっぱい。

  •  こんなにも日本の食べ物には食品添加物が使われていたのかと驚愕する。

     しかし、それの恩恵を受けているのも事実のこと何事もバランスを考えなるべく使わなくてよい世の中に皆がしていかなければならないことでしょう。

  • 良い本というのは今まで自分になかった視点を与えてくれるが、こちらもそんな一冊。特に「世界に誇る日本食」が現代では幻想なのではないかと感じた。

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著者プロフィール

安部 司(アベ ツカサ)
安部司(70万部『食品の裏側』著者、「無添加の神様」とも呼ばれる)
1951年、福岡県の農家に生まれる。山口大学文理学部化学科を卒業後、総合商社食品課に勤務する。退職後は、海外での食品の開発輸入や、無添加食品等の開発、伝統食品の復活に取り組んでいる。
NPO熊本県有機農業研究会JAS判定員、経済産業省水質第一種公害防止管理者を務めつつ、食品製造関係工業所有権(特許)4件を取得。開発した商品は300品目以上。一般社団法人加工食品診断士協会の代表理事。
2005年に上梓した『食品の裏側 みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社)は、食品添加物の現状や食生活の危機を訴え、新聞、雑誌、テレビにも取り上げられるなど大きな反響を呼んだ。現在70万部を突破するベストセラーとなり、中国、台湾、韓国でも翻訳出版されている。その他の著書に『なにを食べたらいいの?』(新潮社)、『食品の裏側2 実態編 やっぱり大好き食品添加物』(東洋経済新報社)、『「安心な食品」の見分け方どっちがいいか、徹底ガイド』(祥伝社)などがある。

「2021年 『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん ベスト102レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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