西欧との対決: 漱石から三島、遠藤まで

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103214038

作品紹介・あらすじ

漱石の「自己本位」のこと、蘆花や遠藤周作にとってのキリスト教、川端康成における処女崇拝の刻印、小林秀雄のベルグソンから宣長に向かう軌跡…。西欧的なものの受容と格闘を通して独自の非西欧的世界を切り拓いてきた文学者の系譜を縦糸に、三島由紀夫・開高健など同時代の文学者との出会いと交友を横糸に編んだ文芸評論集。

著者プロフィール

評論家。筑波大学名誉教授。1929年生。東京大学大学院文学研究科仏語仏文学専攻〔59年〕博士課程修了。94年没。大学院在学中から文芸評論家として活躍。58年には遠藤周作らと『批評』を創刊する。ナチズムに対する関心から、61年アイヒマン裁判傍聴のためイスラエルへ赴く。62年にはアルジェリア独立戦争に従軍取材。立教大学教授などを務めたのち、74年筑波大学教授。著書に『アルジェリア戦争従軍記』『死の日本文学史』『評伝アンドレ・マルロオ』『帝王後醍醐 「中世」の光と影』『三島由紀夫の世界』など。

「2018年 『新版 ナチズムとユダヤ人 アイヒマンの人間像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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