波の音が消えるまで 下

著者 :
  • 新潮社
3.62
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本棚登録 : 266
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103275183

作品紹介・あらすじ

あのマカオの地で――。生と死の極限の中、男はついに「一筋の光」をつかむ。著者初のエンターテインメント小説。千五百枚の超大作!

感想・レビュー・書評

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  • バカラにはまった男たちを描く小説。沢木耕太郎お得意の無頼派小説。ちょっと、重たすぎるかもしれません。

  • 2022/7/5
    いずこかへ。

  • 文学

  • 面白かった。最後に魂が抜けてすがる感じ。刹那的で良かった。

  • バカラの必勝法は単なる偶然の賜物のようだ。もっと何か違う展開を期待したが、よく分からない感じで終わった。著者には何か訴えたいことがあったのか?最後の出会いは何だったのか?これでどん底から這い上がり明るい未来が待っているということなんだろう。

  • バカラの必勝法はなかった。
    博打に堕ちていくのは怖い。
    ?????のところも多々ある

  • 上下巻の長編小説だが、まるで息継ぎもしないぐらいに一気読みしてしまった。それぐらいにどっぷりはまってしまった。
    バカラの必勝法を追う主人公ら、その「生」と「罪」、そして「転落」「絶望」の物語であって、非常にスリリングであった。
    特に、クライマックスは、主人公からどんどん何もなくなっていく、その恐ろしさ、引きずり込まれるかのようにのめり込んで読んだ。
    それにしても、彼には、なぜ最後の最後で救いが訪れたのか・・・?

    バカラや賭博に興味がなくとも、面白く読めると思います。

  • バカラを題材にここまでのボリュームを書けるとは、さすが沢木耕太郎。

  • カジノ・バカラ・・・
    最後って・・・
    こうなるしかなかったんやなあ~~

  • 堕落具合が良い

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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