裏切りの特急サンダーバード

著者 : 西村京太郎

• 新潮社 (2002年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[s0910138さんの感想 · 2010年1月18日]

西村京太郎サスペンスの一つ。北陸を舞台にしているストーリー。日本海沿いを走る特急サンダーバードで起こった電車ジャック。犯行グループは電車に爆弾を仕掛け身代金要求。犯行グループを操る謎の男。その難事件に毎度おなじみの十津川警部が挑むミステリー作品の長編作。

[sky-sea-moonさんの感想 · 2009年2月25日]

2002.3.20　1版　800
大阪から、加賀温泉郷や和倉温泉に向かう温泉客を乗せて北陸本線をはしる特急サンダーバード。この特急列車が、四百人以上の乗員･乗客と共に謎のグループに乗っ取られた。犯人グループを率いるのは、まるでゲームを楽しむかのように警察を翻弄する、謎の大富豪･大明寺一郎。乗員･乗客もろとも、サンダーバードを爆破すると脅迫する犯人グループの要求は、身代金十一億円！運転席を占拠した犯人の一人が運転するサンダーバードは、途中駅を通過し、ノンストップで北陸本線を失踪する。迫真の長編推理。

[長月さんの感想 · 2005年11月2日]

馴染み深い列車であるので衝動的に買って一気に読んだっけ。

著者プロフィール

一九三〇（昭和五）年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」