出版禁止 いやしの村滞在記

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1002
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103361749

作品紹介・あらすじ

読後、心身に変調をきたしても、責任は負いかねますので、ご了承下さい。大切な人、信頼していた人に裏切られ、傷ついた人々が再起を期して集団生活を営む「いやしの村」。一方、ネット上には、その村は「呪いで人を殺すカルト集団」という根強い噂があった。噂は本当なのか? そもそも、呪いで人を殺すことなどできるのか? 真実を探るため、ルポライターが潜入取材を試みるのだが――。

感想・レビュー・書評

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  • ○○禁止にはホント毎回騙される 快感!
    初回はまんまと騙され放心状態
    →読み直して思考整理
    →ネタバレサイト巡りし、上質な罠の多さに驚愕
    →再度読み直して感服 

    電子書籍より本のほうがより楽しめるかと
    私は電子書籍だったので残念

    騙されたいが騙されたくない 
    まさにパラドックス








    • ごりさん
      禁止シリーズでは 1番かなぁ…っと 思ってます。

      本当にありそうでまた、恐ろしですょね
      (つд;*)
      禁止シリーズでは 1番かなぁ…っと 思ってます。

      本当にありそうでまた、恐ろしですょね
      (つд;*)
      2023/07/12
    • ganglionさん
      私も1番と思います
      呪いって今はオカルトだけど人類史では昔からあるので、本当にあるのかと感じました
      私も1番と思います
      呪いって今はオカルトだけど人類史では昔からあるので、本当にあるのかと感じました
      2023/07/13
  • 違和感はあってもそれが何なのかわからないまま読み進めた。終盤での種明かしでもこういうのが伏線だったのかと驚いた。完全に理解はできたのだろうか。生贄に関しては鳥肌。

  • 仕掛けがわからん一冊。

    久々の禁止シリーズ。
    面白かったけれどやっぱり今作も仕掛けがわからなかった。
    というのも、ルポ形式でどんどん読めてしまう、読み手を引きずり込んでいく構成だから、気づかないままラストまでさらわれた気分。

    そしてやっと一つ明かされ、あぁ、そういうことか…と。

    そして案の定、ネタバレ考察サイトを訪問。

    かなりの仕掛けがありそうなことが判明。

    もしかしたらまだ誰も気づかないとんでもない爆弾仕掛けもあったりして。

    何はともあれこのストーリー展開は好み。

    ミステリのような驚きと楽しさを味わえたから満足。

    • まことさん
      くるたんさん。

      私も、この本か、このシリーズか、だいぶ前から積んでいます。
      どこかから、出てきたら、読んでみようと思います(*^^*)
      くるたんさん。

      私も、この本か、このシリーズか、だいぶ前から積んでいます。
      どこかから、出てきたら、読んでみようと思います(*^^*)
      2021/12/17
    • くるたんさん
      まことさん♪こんばんは♪

      私は出版禁止でちょっとトラウマになり、久々でした。
      表紙が綺麗ですよね。
      このシリーズ、いつも仕掛けが分からずネ...
      まことさん♪こんばんは♪

      私は出版禁止でちょっとトラウマになり、久々でした。
      表紙が綺麗ですよね。
      このシリーズ、いつも仕掛けが分からずネタバレサイトに行ってます^^;

      いつか楽しんでみてくださいね(*´∇`*)
      2021/12/17
  • ルポライターの記述だと刷り込まれて読んでいるせいか、全てが現実に感じて惑わされる。

    どういうこと…の連続でもはや思考停止気味。

    最後になって目が覚める…という感覚に陥る。

  • このシリーズを読むのは初めてで、普通に「読み物」として読んでしまった。
    最後まで読んでこの本の真の「楽しみ方」を知って、なるほどね、と。
    そんなに考察しながら、注意しながら読まなきゃいけない作品だったのね…。

    うーん、ネット上には熱心に考察してる人のサイトとかあるけれど、確かにいろいろ変だと思う描写はあるけれど、そこまで熱心に解明しようとか再読しようという気持ちまではなれなかったな。

    出版禁止シリーズってこういう感じなのねー、という感想。
    こないだ読んだ「変な家」もだけれど、こういう実話風の怖い話はどうしても創作臭が気になって自分の好みじゃないんだなと実感した。

  • 傷ついた人達が集うつつましく穏やかな「いやしの村」。しかしネット上では、不穏な噂が飛び交っていた…

    読後、やられたーと思いました。そしてネットの考察を見て2度読み。面白かった。このシリーズ全部読みたい!

  • 騙された!!
    この騙され方は初めて!!

    ほんとに混乱した

    呪いと祝い

    逆討ち

    呪いで人は殺せるのか

    消滅した村

    ゾクゾク、ワクワク、興味をそそる要素が満載

    素数蝉やパラドックスなどかなり興味の沸く話題も含まれていて
    面白かった

    読み終えても、
    まだ全て分かっていない気がする
    まだ騙されていることがありそう

    そう、なんだか·····
    呪いにかかっている気がする·····

  • 『〇〇禁止』シリーズは初めて読んだ。
    なんとなく予想が出来る内容だったものの、うまく疑問を持てる構成だったと思う。
    ルポ形式だからか淡々としていて、それが良い味をだしていたと思う。
    関係ないが、装丁と内容のギャップが、映画『ミッドサマー』感があった。

  • このシリーズ、手に取った2作目
    前作に続きさすが!なのですが、少し難しかったです。
    所々に感じる違和感が重要だったり、紙の本だから出来るちょっとした作りだったり…

    2周目を読んだらこの作品の細部に気がつくんだろうな

  • 読み終わったあと呆然。
    考察サイトも見てまた読み返そうかな。

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著者プロフィール

1966年大阪府生まれ。映像作家、小説家。深夜番組「放送禁止」を制作、熱狂的なファンを生む。監督として映画化し、上映。2014年、小説『出版禁止』がヒット。著作に『ゴーストシステム』『出版禁止』『掲載禁止』『東京二十三区女』『検索禁止』などがある。

「2023年 『恋愛禁止』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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