- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103391319
作品紹介・あらすじ
焦らないで、悩まないで、大丈夫。子どもは子どもらしいのがいちばんよ。名作絵本「ぐりとぐら」の生みの親は母であり、数多くの子どもを預かり育てた保母でもあった。毎日がんばるお母さんへいま伝えたい、子どもの本質、育児の基本。「いざという時、子どもは強い」「ナンバーワンは、お母さん」「がみがみ言いたい気持ちを本で解消」…… 45のメッセージを収めた、心がほぐれる子育てバイブルついに刊行!
感想・レビュー・書評
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めちゃくちゃいい。
なんだかとっても涙が出てしまう。
子どもはお母さんが大好きだっていうこと、
それに応えられるように大らかな気持ちで
受け止めてあげなきゃ、ということ。
してはいるつもりだけれど、
ついピリピリいらいらしちゃうことがあるから、
とっても身につまされた。
図書館で読み切ってしまったが、
購入して手元に置いておきたいほど、
幼児期の子を持つ親には良い本。
きっと子どもの年齢が上がっても、
この本があれば、
幼児期のこの可愛くって子どもを大事にしていた気持ちを持ち続けられると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供ほど不可解でそれでいて可愛くて面白い存在はないなと日々感じながら、時には、どうしようもないくらい家族皆でドツボにハマり、抜け出せないこともある。
そんな僕らに勇気と希望をたくさんくれる一冊。
微笑ましいイラストと共に、核心をつき納得させられる言葉の数々。
全ての親に読んでほしい。
子供と今一度全力で向き合い、楽しもう。 -
普段子どもと関わる身として振り返ることができた。どんな時も子どもの姿をそのまま受け止めて成長を見守れたら理想だなと思う。苦しくなった時に見返したい、子どもに関わるうちは忘れたくない一冊。
★喜びを共有することは高度な社会性なのだそうです。小さい子どもも立派な一人前です。
★子ども時代に存分に遊ぶ楽しさを味わった人は、老年期になっても生き生きと生活していますよ
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終始『子ども可愛い!』という立場で書かれているのでこちらも『子ども可愛い!』と言う気持ちになる。理想論だなぁと思うところも多々あるけど、子どもへの愛情をたくさん感じられて良かった。
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タイトルだけで救われる本。
自分の子供がなんかへんだと感じたらぜひ読んでみて下さい。
みんなそんなもんですよ。と分かる本。 -
偏見だと思うが、幼児教育方面には確信に満ちて語る方が多いような気がする。どういうわけか。そしてわたしはそういうのがちょっと苦手。「ぐりとぐら」の中川李枝子さんは保母さんだったそうで、やっぱり確信に満ち満ちた語り口。でもさほどに抵抗がなかったのは、あのほのぼのとした絵の力かなあ。
「ぐりとぐら」にはずいぶんお世話になった。「すごく大きいカステラを焼く」っていうのが、もう本当に魅惑的で、絵本のオールタイムベストがあるなら(どこかでやってそう)トップの座を争うだろうな。
特に整理された話ではなく、説教臭い感じもするけれど、さすがにうなずけるところもある。「子育ては『抱いて』『おろして』『ほっといて』」なんて、いい言葉です。腕の中に抱いて密着して過ごす時期が、まあそりゃ大変ではあるが(いやまったく)、親子の黄金時代なのだよねえとつくづく思う。
子供が幼かった頃を振り返ると、もっとかまってやれば良かったなあと悔やむ気持ちになる。「あとでね」とか言わないで、片付けや洗濯なんか後回しにして遊んでやったらよかった。こういうことを思い出すとキリがなくて結構胸が痛む。でも一つだけ、これだけはやったなあと思うのが、絵本を一緒に読むこと。いくら自分も好きだとは言え、同じのを際限なく読むのはめんどくさかったけれど、これは頑張ったと思う。その記憶がずっとわたしを支えてくれている気がする。 -
子供に対する眼差しがやさしく、こうありたいと思う。今を楽しもうと思える一冊。
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肩肘張らず、さらさらっと読める本でした。中川さんがそばにいて、子育てに関するお話を聞いているような、そんな気分になりました。"本を読む"ことの大切さももちろん出てきました。一項目が短いのでちょっとした待ち時間に読めました。
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子育てに悩んでいるお母さんが多いと聞いて、この本を書くことを引き受けられたとのこと。
さらにもう一歩ふみこんで、両親で、さらに周りの人たちも協力しあって子育てをしていけたら肩の力が抜けて楽になるのじゃないてしょうか。 -
絵本や本、大切
子どもを儲けの対象にしないで!
っていうところに激しく共感します
子どもをターゲットにした商売が多すぎて
売り手側ももう少し節度を持ってほしい
賢い親でいたいけど、子どもが欲しがるようにしてあるのがまたまたやっかいで。