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- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103511052
感想・レビュー・書評
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▼中島みゆきさんが遥か昔に上梓したエッセイ集。なんだまた今そんなもの読むねん、ということですが、中島みゆきさんの歌はずっと好きで今も好きで周期的に「みゆき愛」に襲われるのでそんなタイミングで購入した積読でした。
▼内容はエッセイとしては浮き草時流物に過ぎませんが、一種時代の考現学にもなります。男女の役割やジェンダーについて触れたものなど、そういう意味で興味深い。
▼あと、少なくともこのころは?一定の周期で日本中ツアーで回るという暮らしが、一種「旅芸人」なんだなあ、というのがしみじみと感じました。つまりまあ、疲れるし、やるせないし、「堅気じゃねえなあ」と感じるその皮膚のひりつきみたいなものが。まあ、疲れますよね。サラリーマンでも出張続きなら(初めは愉しくても)そのうちには、ねえ。しかもある程度の大都市と決まってるから、変化もそれほどはないだろうし。詳細をみるコメント0件をすべて表示