わたし、定時で帰ります。

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103516415

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかったし、面白かった。
    昨年、工事長が変わり、3月に直属の上司が変わり、社内の環境がガラリと変わった感じです(悪い方に)。私自身も定時で帰りたいし、こうしたら良いと思うと上司に意見した事もありました。上司は知識はありますが、技術的な事は出来ないので、こうしたいと言う意見に対しても最終的には「うるさい、早くやれ」が口癖らしく1日1回は言われます。人を見ているのか、私みたいに言われる人と、同じ意見を言ってるのに話を聞いてすぐ応じる人がいます。工事長に関しては出勤率、出勤率と言う人で、1ヶ月の内に2回程欠勤や早退遅刻(有給含む)をすれば、直近3ヶ月の出勤状態を調べられます。
    良い上司、信頼している上司に出会える人は、とても幸せな人だなと思います。
    自分勝手な上司の下では働きたくないものですね…。

  • ドラマ化された時には見なかったので手に取ってみました。展開も面白くあっという間に読了。
    ハケンの大前春子さんをちょっと思い出したりしましたが、そこまで仕事ができる完璧な設定ではない、、、
    仕事中毒キャラが強烈で好きです。相入れない言い合いそれも含めて面白い。最後はハッピーエンドかなぁというところで終わってますが、これ続編あるのよね。
    それも是非読みたいです。満足!

  • 『定時で帰る人を見かけで判断しちゃダメよ!』

    晃大朗のため、同僚のため、そして、上海飯店のハッピーアワーの半額ビールのために、定時に帰ることを貫こうとする結衣。ブラック部下、ブラック上司にも理由があるわけで、『どんな時でも見かけだけで判断しちゃダメ!』ということを教わりました。

  • まさに今読むべき本。登場人物が面白い!!働き方改革に関する現在の問題をまとめた話となっている。制度があっても快く受け入れられていないのが現実。今までの形を変えるのは難しい…。目標を「わたし、定時で帰ります」にして、仕事をしっかり終え、毎日続けて行えることは凄いことだ。なかなか出来ることじゃない。ゆいはかっこいいと褒めてあげたい!

  • 絶対定時で帰る女性(ゆい)と仕事に生きる元彼(こうたろう)の話。
    転勤してきたこうたろうの元上司福永とこ話など、面白い。
    生産性を上げる方法は普通に勉強になる

  • 残業しない人は時間内に仕事がきちんとできる人 残業する人は仕事ができないか残業代を稼ぐ人どっちなのかよくわからないが嫌でもさせられる場合があるそれが過労死2度目の婚約が破棄になり元の彼に守られて今和有る

  • 私自身も定時には帰りたいと思っており、実際に帰っている。
    それでも仕事の質は落ちない。
    定時に帰れるのは仕事の生産性が高いからだと思っている。
    周りには残業をする人がたくさんいるが、なかには仕事が遅い人もいる。
    また、仕事に命をかけていて、残業をして休日でも出勤しないと気が済まない人もいる。本書にも書いてあったが、そういう人は自身がないか、「仕事」以外に趣味がないのだ。

    アフターファイブを楽しんで充実した人生を送る。
    まさに、「会社のために自分があるのではなく、自分のために会社がある」のだ。
    自分のためにならない会社にはいる意味がない。
    仕事も楽しみながらしたい。

  • 残業に対しての概念が変わりました。

  • 仕事に対しての考え方は結衣にまったく同感なので三谷の休まない精神とかまじありえないって最初からムカムカした。
    福永や種田にもイライラムカムカしたけどそういう会社の風潮ってやっぱりあるんだよなーっと思いながら最後まで読んだ。
    脳内アドレナリンがでるまで仕事したことないけど一度は味わってみたいかも?!笑
    ドラマ観てなかったから観たくなっちゃった~。

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著者プロフィール

東京都中野区生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』(「ゴボウ潔子の猫魂」を改題)でメディアファクトリーが主催する第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、作家デビュー。13年、『駅物語』が大ヒットに。15年、『海に降る』が連続ドラマ化された。現代の働く女性、子育て中の女性たちの支持をうける。主な作品に『賢者の石、売ります』『超聴覚者 七川小春 真実への潜入』『真壁家の相続』『わたし、定時で帰ります。』など。

「2022年 『くらやみガールズトーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

朱野帰子の作品

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