沈める寺

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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103661016

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  • 土地の呪縛。地方が疲弊し地方に新たな人生の可能性を見出す物語がもてはやされる現代においては見過ごされがちだけれど、この物語が抱える不穏さは形をかえて今もあるように思う。登場人物の造形や舞台設定も素晴らしい。

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著者プロフィール

1939年、旧満洲・新京市生まれ。少女時代を北陸で、20代と30代をフランスで過ごし、帰国後、執筆を開始。「裸足」で文學界新人賞、「青桐」で芥川賞、『沈める寺』(新潮社)で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞したほか、小説作品多数。キリスト教や聖書をめぐる著作に、『夢の記憶 ある神父への手紙』(岩波書店)、『小説 聖書の女性たち』(日本キリスト教団出版局)、『キリシタンの祈り』『路上からの復活』(女子パウロ会)などがある。

「2017年 『聖書物語 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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