和歌で愛しむ日本の秋冬

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103708032

作品紹介・あらすじ

雲に隠れがちな中秋の名月と九月十三日のあとの月――心にしむのはどちら? 織姫星と彦星の年に一度の逢瀬。道を見失うほど生い茂る萩の下露。時雨によって染められる木々の紅葉。三たびまで色を変えて咲く白菊。景色に一面の銀世界をもたらす雪。風の気配に秋を知り、初霜に冬を体感してきた日本人が、長年にわたって和歌に詠みつづけてきた秋冬の彩りを、自らの体験を懐かしみつつ味わい深く語る。

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