- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103937012
感想・レビュー・書評
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たしかにこりゃあスヌーピーの見方変わるわ・・・。私自身『ピーナッツ』を読んでいないくせにスヌーピーだけはカワイイカワイイと愛でている大多数の人間でしたので・・・。ううん、こりゃあ早急にスヌーピー全集読まなくちゃなあ・・・。
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■書名
書名:スヌーピーたちのアメリカ
著者:広淵 升彦
■概要
人間なみの頭脳を持つ犬スヌーピー。思慮深いチャーリー・ブラウン。
彼等が活躍する漫画には、日本人が読み解いていない謎が一杯。漫
画を通してとらえたユニークな文化論。
(From amazon)
■感想
近くの図書館から頂いた本のうちの一冊。
スヌーピーから現代のアメリカを読みほどこうとする一冊です。
当時は画期的だったのかもしれませんが、今となっては、そこまで
必死に読む本ではないように思います。
スヌーピーには、色々なお話しがあり、それを色々な人が色々な
感性で読みます。
それでいいと思うんですよね。
だからこの人の読み方はこうですでいいと思うのですが、それを
押し付けるような本はあまり好きにはなれないかな?
スヌーピーは好きですし、こういう解説本も好きなんですけどね、
この本はあまり好きになれませんでした。
■気になった点
・負けたチームはどう感じたかな? -
スヌーピーのエピソードを例にとって今日のアメリカンカルチャーを知る事ができるよ*
アメリカにいる私、とっても納得できる:) -
平たく言うと、ピーナッツを通してみたアメリカの文化論。私の身近にはスヌーピーのグッズであふれているが、ピーナッツをじっくり読んだ人は少ないんじゃないだろうか。私もその一人。この本を読んでスヌーピーたちキャラクターが更にいとおいしく感じました。小さな少年たちの恋も、親子関係、友情なども、スヌーピーたちが住む、四半世紀のアメリカの文化を背景にしており、大統領も読む新聞漫画として掲載されていて、身近にあふれるスヌーピーたちが実は奥の深いものだと実感。スヌーピーたちが抱える悩みもアメリカの抱える問題を背景にしていたり、とても興味深く読みました。実は、大学のサークルでアメリカに関するテーマで研究する事になり、たまたま古本屋で見つけたのです。私の持ち寄ったテーマ(もちろんスヌーピーです)で文化祭までの一年のテーマが私の熱意で決まり、何とか格好がつく考察が求められました。私の中ではかなり印象深い、運命的な一冊でした。