ぶっぽうそうの夜

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104192014

作品紹介・あらすじ

癒しのための殺しは許されるのか?「生」を放棄した初老の男。「死」を貪り食う青年。善悪を超越して流れる情念の川、その此岸と彼岸で対峙する二人の霊と肉の壮絶な暗闘。いかなる救済の光も届かない魂の闇を描き切る800枚。

著者プロフィール

1943年、長野県飯山市に生れる。国立仙台電波高等学校(現在の国立仙台電波工業高等専門学校の前身)卒業後、東京の商社に勤務。66年『夏の流れ』で第23回文學界新人賞を受賞。同年、同作で芥川賞を受賞し作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。また、趣味で始めた作庭を自らの手による写真と文で構成した独自の表現世界も展開している。近年の作品に長編小説『我ら亡きあとに津波よ来たれ』(上・下)。『夢の夜から口笛の朝まで』『おはぐろとんぼ夜話』(全3巻)、エッセイ『人生なんてくそくらえ』、『生きることは闘うことだ』などがある。

「2020年 『ラウンド・ミッドナイト 風の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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