- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104231089
感想・レビュー・書評
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原発をバーチャルや政治優先で考えたから、事故が起きた。自動車の危険と原発の危険は土台が違う。現実を見ていないという点では原発も入試(携帯電話でカンニングが可能な内容ですましている)も同じだと。
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2011年9月に岩手県陸前高田市に、ボランティアに行きました。その時、移動中に読もうと思った本です。
やっと読み終わるw 内容は非常に興味深いのですが、難しいです。生物学者、早稲田大学国際教養学部教授池田清彦さんと、元東大医学部教授養老孟司さんの二人が震災復興について談話を一冊の本にまとめています。
二人とも非常に博学で、話は原発から生態系まで多岐にわたります。本文は170ページなので、行の電車(新幹線)で読み終わる予定だったのですが、、、、今までかかりましたw なぜって、僕には内容が難しくって、読んでると眠くなるのです。
原発事故を引き起こしてしまった日本社会、そして世界を痛烈批判されています。批判ばかりなので、時々、読んでてイライラしました。でも、やっぱり、日本社会は変わらないといけない。こういう批判も受け入れなければならないと思います。
原発問題の根本は、人類の人口が多過ぎる、そして、使えるエネルギーをもっともっと作ろうとする姿勢です。今後の地球のために持続可能なエネルギーと私たちの生活の在り方を考えなければならないと思います。 -
【読書リスト2】池田清彦・養老孟司『ほんとうの復興』新潮社。「ひとつになるな日本」という帯の言葉が気になり読了。注目したのは統一化やシステム化のもろさや、皆ががんばらなければという雰囲気の危うさを論じていた点。多様性(ダイバーシティ)の尊重に向かう福祉の原点がここにもありました。
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一市民としての意見を集めたという印象。批評家としていくつか重要な視点を提示してはいるが、「ではあなたはそれに対してどんな貢献をするつもりなのか?」と聞きたくなる。自分が住む世界に対して何か行動を起こせることって、難しいけど大切なことだと思う。