淳 それから

  • 新潮社
3.44
  • (4)
  • (13)
  • (18)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 97
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104265022

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少年法、被害者へのケア、事件ののち、辛さを抱えながら、それらと向き合う被害者の父。
    今、少年犯罪は毎日のように報道されている。少年Aを神のように崇める人まで現れ、被害者家族は辛い思いをし続けていると思う。
    いろいろ考える。
    なぜ少年は人を殺めることを選ぶのか、ふつうとは?倫理観とは?命の尊さを重さを、かけがえのなさを。

  • 少年Aは歳月を重ねて 実社会に復帰してきた。
    淳君は もう 戻らないのに。

    被害者遺族からの出版に情熱を感じる。
    少年法とは?更正とは?
    何故被害者サイドなのに、何も情報がもらえない?
    『あすの会』参加によって、時代の流れを変えていく土師氏。

    少年Aは 淳君の事を想うことはあるのだろうか?

土師守の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×