ある日、カルカッタ

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著者 : 俵万智
  • 新潮社 (2001年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104440016

ある日、カルカッタの感想・レビュー・書評

  • カルカッタで出会ったマザー・テレサに、何故あなたはカルカッタを選ばれたのですか?とたずねて、こう云われた。
    「確かに世界中に、私を必要としている人たちがいます。でもね、この街の人たちが、世界中で一番、愛を必要としていたのですよ」

     著者は、カルカッタ・バリ・スモーキー・マウンテン(マニラ)・桂離宮+修学院離宮・ラスベガス・ブリュッセル・オルヴァル・オスロ・プラハなどなどを旅して、それぞれにさまざまな出会いがある。
    それらを率直な目線で、ありのままに語る。

     ガンジスは動詞の川ぞ歯を磨く体を洗う選択をする
     朝市はにんげんの市食べる買う歩く語らう手にふれてみる
     濃密な口づけのごと味わえり不思議の国の果実ドリアン
     椰子の木の影絵天上に映しだし陽は悠々と落ちてゆくなり
     朝焼けに向かって走れバリという魔法がとけてしまわぬように
     文明とはすなわちゴミの異称にてコーラの缶を投げる青空
     「働けば自由になる」と書かれいし収容所の壁の暗さ忘れず

     そして著者は云う「海外には平均すると年三、四回というペースで出ているが・・書かずにいられないこと、詠まずにいられないこと、そういうものに出会えた旅は、自分にとって収穫の多いものだったと思う。・・・その後の自分の暮らしやものの感じ方に、少なからぬ影響を与えてくれた旅だった」

  • ラスベガスでエキサイトする。意外な感じを受ける。

  • 俵万智の紀行文集。桂離宮に行きたい。

  • 今度、旅に出たときはぼくも短歌を詠もうと思った。(タケオ)

  • 普通にすごいわ〜

  • 「旅をして残す短歌は鮮やかに現地の状況心に伝え」

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