- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104495016
感想・レビュー・書評
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ずいぶん前に読んだ児玉氏初の、単行本です。
BS2で児玉氏が、
本の紹介をする番組を見てからだと思います。
その読書量、面白い本が読みたいという一念から、原書へのこだわりを20年以上続けていた。
お好きな作家さんはほとんどが、イギリスとアメリカの作家。
作品名を限りなくあげ、作品に対しての愛着が感じられました。
あとがきにかえて・・に、物心ついた頃から一日も欠かさなかったのは、読書と・・小さいかった頃の絵本から・・と。
今も天国で、読み続けていらしゃることでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きな作家を原書で追っかけるぐらい本好きの、児玉さんならではの話題の広げ方は読んでいて楽しい。しばしば名前の上がる海外作家を調べたら、どれも面白そうな本ばかりで、どれから読もうかワクワク。児玉さんによる海外作家のイラストも味があっていい。最後に本文中に登場した著者名の索引があり、ブックガイドとしても便利。読書好きな人にはオススメしたい一冊だ。
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児玉さんの静かな語り口調を思い浮かべながら読みました。私は洋書をあまり読まないので、語られている本のほとんどを知りませんでした。何冊か興味を持った本があったので今度読んでみようと思います。
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今読むと少し内容は古いですが、英米作家のおもしろ本を知るにはよい本でした。この本を読んでいると、次々に読んでみたい本が紹介されていて困りました。(^^;
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後半読めなかった。
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このような人が本当の読書家だと思う。なかなか翻訳本を全部読み終わったからといって、原書に手を出すなんてことは考えにくいと思うが。
それでいて、本に対する情熱が文章から伝わってくる。ここに出ている本は、ぜひ追いかけたいところ。 -
トム・クランシー、パトリシア・コーンウエル、マイクル・クライトン、シドニー・シェルダン、ジャック・ヒギンズ、フレデリック・フォーサイス、、、、、
会社勤めしていたとき、営業という職種は時間調整する機会が多分にあり、常に文庫本を携帯し読んでいたっけ。
なるほど、著者のいうようにアメリカの作家はプロットを重視し、綿密なデータを駆使して作り上げるのか、などと納得。
あとがきにあった、著者の蔵書を巡っての、奥さんとのちょっとしたつばぜり合いは著者の味方をします。そう簡単には捨てられませんよね。 -
ちょー面白い本の本。
英米文学はとんとご無沙汰していたので読んだことあるのがほとんどないにも関わらず!ワクワクする書き方!ストーリーがのってるわけじゃないのに面白い本。児玉清さんの読破ぶりにめろめろです。
ストーリーはないけれど、何度も読み返したくなる。
「他人のしていることについてその人を愛したり憎んだりしない限りあまり興味を持たない。~だが愛したり憎んだりする限り、他人について得る情報は間違っていることが多い」
なんかいつまでもたどり着けないのね、、。と思ってしまう。 -
この方の読書家ぶりはうわさには聞いていたものの…これほどとは。あとがきを読むに、奥様のご苦労もしのばれる。
テレビの名司会を思わせる軽妙な語り口で、次々と作品が紹介されていく様はまるであの淀川長治氏のよう。ご本人は淀川氏に会われたことはなかったようだが。
もっとたくさんの本を紹介してほしかったなあ。残念。