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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104530038
感想・レビュー・書評
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元全日本女子主将兼セッターの竹下選手の軌跡をスポーツジャーナリストの吉井妙子氏が纏めたもの。時期はロンドンオリンピックの前まで。
トスに対する考え方、アタッカーの見方など、セッター独特の感覚に関する箇所は興味深く、一流選手の真髄を感じた。
(セッターのポジションにある選手は読むべき)
竹下選手以外には、本著に登場する吉原選手のリーダーシップにも強く関心を抱いた。
小さい頃に裸足で過ごさせることがスポーツ選手を育てるにはいいようだ。イチローの父も小学三年生から中学三年生まで一日も欠かすことなく寝つく前まで、イチローの足を揉んでいた。
以下引用~
・脳科学者の茂木健一郎
「脳は、欠点を意識するとそれを乗り越えようとする動きがあります。本人が他人より劣っているとか苦手だと思い悩むことがあると、意識がそれに集中する。すると、変えようとする創造性が働き始めるんですよ。凄く努力して乗り越えようとするし、なぜか普通の人を遥かに超えて、途轍もない領域に行ってしまうんです。ただ、欠点に目を瞑ったり、逃げ出したりする人は、脳に意識がいかないので創造性は発揮できません」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
集団スポーツならではの選手の心理がよくわかりました。
吉井さんの著書は2冊目ですが、彼女の著作は、個人的に好みになりました。