- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104544011
作品紹介・あらすじ
どんな子でも、やればできる。正しく導きさえすれば-。美術コンクールを総なめにした公立中学のカリスマ教師が明かす、究極の教育法。
感想・レビュー・書評
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感想
2002年発行でちょっと古い?と思いつつ読み始めましたが、とても学びの多い本でした。
自分は子どもたちと接するときに、目の前の事象にとらわれて、それまでのプロセスを見落とすことが多々あります(反省…)。
この本を読んで、とにかくまずはよくみることが大切なんだと思いました。
よくみるのは結果ではなくプロセスで、プロセスを評価することが子どもの自信ややる気につながる、ということだと理解しました。
いい絵を描いたとか、正解を答えたとか、それ以前の些細なことからどんどん評価する。
教室に早く来た、字を少しでも書いた、返事をしたなど。
ちょっとしたところに気づいて褒めようと思ったら、普段から子どもをよくみておくことが何より大切だな…と。
そして、だめな子、できない子と先入観を持たないこと。
逆境に負けずに自分のポリシーを貫く先生の様子が、リアリティーを持って描かれています。教員志望の方に勧めたい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「自分は何をしたいのか」を問い続けること。
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しっかりと観察する。作品制作よりも、前の調べ学習に力を入れる。
太田先生の教え方はデザイン大学の教え方にそっくりだと感じた。 -
ピアノランドがらみの本から辿った「runrun163711」さんの本棚で見つけた本。
http://booklog.jp/users/runrun163711 -
中学校の美術の授業を通して、人間教育をしてきた太田恵美子さんの、授業に対する思いと、子どもたちへの愛情が伝わってくる本。こんな授業受けてみたいなぁと思う。これだけの情熱を持って、子どもたちに接することができるのはすごいことだと思う。
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カリスマ美術教師、太田先生を追ったノンフィクション。
感動しました。