十兵衛両断

著者 :
  • 新潮社
2.71
  • (1)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 19
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104607013

作品紹介・あらすじ

徳川体制の裏舞台を知り尽くす大和柳生家。だが、日本を代表するこの剣の一族には、たとえ死すとも、口外してはならぬ秘密があった。曰く、「十兵衛は"韓人"に魂をのっとられている…」。剣法家の正統性を揺るがしかねない事態、その真偽や如何に-。朝鮮の陰陽師が跳梁し、太閤の棺を暴き、秀忠の娘に秘術を施す。おぞましき対日謀略、妖術ノッカラノウム、渦巻く恨、閃く魔剣。海峡を越えた暗闘が始まった。

著者プロフィール

荒山徹

一九六一年富山県高岡市生まれ。上智大学卒業後、新聞社に入社、出版社勤務を経て、九九年『高麗秘帖 朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ』で作家デビュー。その歴史伝奇小説の作風から「現代の山田風太郎」と評される。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で第二四、二五、二七回吉川英治文学新人賞候補。第二回舟橋聖一文学賞を『柳生大戦争』で受賞。『白村江』で、第六回歴史時代作家クラブ賞で作品賞を受賞、「二〇一七年 週刊朝日 歴史・時代小説ベスト10」で一位、「第七回本屋が選ぶ時代小説大賞」にノミネートされた。

「2021年 『神を統べる者(三) 上宮聖徳法王誕生篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荒山徹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×