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- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105027018
作品紹介・あらすじ
20世紀屈指の碩学、ハンガリー生れの神話学者ケレーニイがギリシア・ローマの神話、祝祭、彫像、建築の鋭い解釈学的分析から抉りだした古代人の実存-。その神話と融合した生のリアリティを原点に、古代宗教におけるの様式と本質、などの根本的意味を解明した名著の完訳。
感想・レビュー・書評
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神話学が専門というわけではもちろんありませんし、ケレーニィの文章は決して易しくはないのであまり覚えていませんが(笑)、それでも『神話素』という言葉は印象的です。
その「素」とは、僕なりの理解では、つまりはユングが言うところの「集合的無意識」の基礎なんでしょうね(って、これは後からのこじつけですけど)。
70年代のケレーニィにはそこまでの意識はなかったと思いますが、つながるところでつながっていますね。
この本、昨年(2010年)に閉じた、神戸の後藤書店で買ったのだと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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