- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105066529
作品紹介・あらすじ
正しい「話し方」を身につければ、すべての聞き手は味方にできる。世界的ベストセラー『人を動かす』、『道は開ける』の著者が明かす、人前で話すための秘訣。どうすれば緊張せずに話せるのか。どうすれば正確にメッセージを伝えられるのか。テーマの見つけ方から、アイデアの熟成のさせ方、説得力のある構成の作り方、本番での心構えなど、相手の心を動かすための具体的アドバイスが満載。
感想・レビュー・書評
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準備計画と練習が必要という点がとにかく強調されていたような気がする。
日頃のインプット、話す内容の推敲、自分の話す内容に自信を持つことなど、実践していきたいと思う。
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何を話したいのか決めて話す
自信があるように振る舞う
完璧に準備する→自分の中にあるものを引き出す
自分自身のアイデアと信念と衝動を集めておく
ある真実を、考え続けるそして、頭に浮かんだアイデアはすべて書き出す
自分の主張│実例│自分の主張
とサンドイッチにすると、説得力増す
相手の興味に訴える話を
説得力を生むためには→一つの論点を徹底的に話す(目的を一つに、)話を戻さない(真っ直ぐ進む)
3つの構成
1 事実を述べる(間違ってると感じることなどでも可)
2 それについて論じる(やるべきことなど)
3 行動を呼びかける
自分の話には崇高な使命があると信じる
話し方が悪いと伝わらない→相手に伝えたい意思を持つ
訓練を感じさせない自然な話し方を
「無意識に」大事な部分の強調を(ゆっくり、声の高さを変えて、沈黙も交えつつ)
冒頭で相手に「イエス」と思わせるような話をする→最終的な提案に注意を向けてもらえる
聞き手と自分のどちらも信じている(共感している)ことを提示し、一緒に解決すべき問題を考える -
◆まとめ◆
◇能力の獲得を、強く望み続ける
◇自身があるように振る舞う
◇実際に練習する
◇話す前に、十分に準備する
◇アイデアをメモする
◇ 100の材料を集めて90を捨てる
◇メモした材料やアイデアを並べ換える
◇弱い言葉を使わない
◇相手を愛する
◇一緒に解決すべきテーマを投げかける
★読んで私はこうする
①メモ帳とペンを常に持ち歩く
②メモした材料をストックし、定期的に精査する
③自信があるように振る舞う -
恐れないように振る舞うと心もそれに従う。
すぐれた話し手の多くに共通するのは、長考の習慣である。
知っていながら使わない情報が話題に彩りを添える。
定型の構成を使えば比較的簡単に説得力のある話を組み立てられる。
話し手はテーマを知り尽くしていなければならない。
努力しもっと良いことを実行し入念に計画を練り事前に準備をしなければ何も得られない。
もっともたくさんの練習をした人がもっとも速く上達する。
記憶とは印象、反復、連想
音読を習慣に取り入れよう
情熱、感情、気迫、誠実さ
聞き手を愛する人は成功する。
心から望みあきらめない。
何かを心から望めは、ほぼその通りになる。
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人前で話すのに必要なことがすべて書いてあった。話すということに対する心構えや相手に対する態度、そして準備と練習。準備と練習はなかなか難しいが、これをやるとやらないでは結果が全く異なるのは経験済みなので少なくともこの二点はしっかりやっていきたい。本書が刊行されたのはおよそ100年前の1926年であるが、書かれていることは現在でも当然有効である。そして人前で話すことが苦手、できれば話したくないという例が多く載っており、人前で話したくないということは100年前も変わらないということに少し安心した。
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話す力。態度や熱意は言葉以上に力がある。心と一致させるよう意識したい。だから「こうしたい」と伝えるようにする。
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スピーチのテクニックだけでなく発表するときの心構えの部分にも、共感しやすい例を用いながら詳しく説明されていたのが印象的だった。
特に、自分の意見を表明するときに、まず相手の立場に寄り添って配慮することの大切さに気付かされた。人の数だけ信念がある。発表の場あるいは日常的な議論、会話の場においても、自分の意見を主張するあまり、異なる意見に対して攻撃的、否定的な態度をとっていなかったか。素直に反省したい。 -
準備、自然体、熱意が大事
熱意を込めるためには自分自身を深くしる事が重要