自由への旅: 「マインドフルネス瞑想」実践講義

著者 : ウ・ジョーティカ 魚川祐司

• 新潮社 (2016年11月25日発売)

作品紹介・あらすじ

最新脳科学が注目するウィパッサナー瞑想の究極マニュアル。「いま・この瞬間」を観察して、思考を手放す――その先に訪れる絶対的な自由と安らぎの境地とは？　世界中で大ブームとなっているテーラワーダ（上座部）仏教の伝統的な瞑想法・ウィパッサナー（vipassana）。その呼吸法から意識変容への対処の仕方、そして悟りの最終段階まで、ミャンマー随一の瞑想指導者が丁寧に解説する。

感想・レビュー・書評

[岩哲男さんの感想 · 2020年2月11日]

訳文がちょっと変なところが各所見つかりながらも、マインドフルネスおよび瞑想を学ぶ上で多くの気づきと学んだ先の見通しを示してくれた貴重な本。
私の印象深い学び部分
瞑想で得るべきこと
１）安らかでいること
２）非常に明晰な理解
３）ある種の距離の感覚
上記のまとめ文だけは意味不明ですが、その解説と併せた理解で、大きな学びとなりました。

[Lyoさんの感想 · 2019年1月13日]

戒をまもらなければ自尊心が保てない。他者を傷つけるとともに自分を傷つける。自分に価値が無いと感じると本当に全力を出すことができない。自信の無さからベストを尽くせない。自分を鍛えて自己評価を高める。
人生には不健全なことを考えている時間も、周りを見渡して粗探ししている時間もない。
なにかを食べる時、服を着る時はその理由を考える。欲望によって見せびらかすためにその行為を行ってはいないか。
瞑想には２つのパートがあり、集中力を育てることと、物事のありようを理解すること。
欲しいものと必要なものを区別する。貪欲を理解して手放せば人生をシンプルで易しいものにできる。

[mysterymanboさんの感想 · 2018年9月14日]

時間があれば