透明人間の告白

著者 : H.F.セイント 高見浩

• 新潮社 (1988年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ウォール街のエリート証券マンが、突然透明人間に!その瞬間、街は苛烈な試練とロマンに彩られた未知のジャングルに変わった-。待ちうける罠、忍びよる追跡者をかわし、現代ニューヨークでいかに生きるか。究極のサヴァイバル・ゲームの賽は投げられた!卓抜な発想で描く、新感覚のスーパー・エンタテインメント。

感想・レビュー・書評

[kumapoooooさんの感想 · 2022年5月27日]

まんず文字多さにへこたれつつも、後半は勢いが出てくるのでイケる。
透明人間っていっても、自由に透明になれるのと、常に透明なのかでだいぶ違って、そういう諸々の困りごとをいちいち説明するので話が長いのよ。役に立つような立たないような。。
そして最終的には考えることはエロ漫画っぽいというか、やっぱそういうこと考えるよなだって透明だし男ってホントイヤね、ってわけである。
そして金には困らんという特技を持ってるところも著者の学歴と合わせてなんかムカつくよね。苦労人のジェンキンスのほうが庶民派で、頑張れと言いたい。

[yhyby940さんの感想 · 2013年7月9日]

自分には翻訳本は合わないのかなあと実感しました。回りくどいような気がして仕方ないんです。

[minekoさんの感想 · 2011年11月3日]

何で読む事になったのか覚えてませんが。
透明人間になる迄がだるかった。
なってからちょっと面白くなってきました。
そうか、透明になったら色々不便だなあと。

でもアリスの存在はどうなのって。
透明人間を好きになる女…いやいやいや、ないだろ
よっぽど心の闇を抱えてる人間じゃないとないだろ

願望かなにかわからんが、男の書いた本だなあと。
それにものすごくがっくりきました。

最後はだらけて読み流しました。

猫の行方が気になる

[gatosさんの感想 · 2011年4月19日]

20年振りに再読。
いまだに楽しめたけど、ニックの喋りが少々古くさくなってしまったか。

[権太さんの感想 · 2007年4月11日]

かなり昔に買った本で細かい内容は忘れてしまったが、透明人間の設定が巧みでとても面白かったのを覚えている