逆光 上 (Thomas Pynchon Complete Collection)

  • 新潮社
4.09
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本棚登録 : 401
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (862ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784105372040

作品紹介・あらすじ

フロンティア消滅直後の19世紀末アメリカ。飛び立つは謎の飛行船"不都号"。文学史にそびえる金字塔『重力の虹』を嗣ぐ著者最大最長の長篇、空想科学冒険少年スパイ超能力探偵SM陰謀ミステリ歴史。

感想・レビュー・書評

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  • 数え切れない登場人物と複数テーマが入り交じりってカオス状態で話が進む。どういう結論にいくのか予想もつかない。



  • 科学から歴史、そして時間の概念まで、ごちゃ混ぜのピンチョンの世界観はやはり難解。前はもっと楽しんで読書してたような気がするんだけど、最近どうも個人的に難解な作品が気になってしょうがないみたいだなぁ・・・。

  • 注が、そのページにあるというは、助かる。

  • 実際のうんちくから架空の逸話までがひたすらに細密に。
    上下巻で1700ページ

  • 第1回(2011年度)受賞作 海外編 第2位

  • 2013/2/4購入

  • 実際の地名や人物名が結構出てくるんで、その辺で読み難いと感じる人があるかもしれません。iPadやスマートフォン片手に気になるポイントを調べながら読むと、どんどん作品世界にハマっていけますよ!

  • 2ヶ月近く掛けてやっと上巻終わった。上巻だけで850ページとか。登場人物も多く、話がどこからどこに向かっているのか簡単に見失いながらだったけれどそれにしてもその都度その都度が圧倒的な密度の高さ。まったくの不意打ちで際限なく起こる事故、災害、殺人、時間旅行、並行世界への移動。それから幽霊や球電やオウムとのなんの疑問も差し挟む余地のない会話、そこここに響き渡る音楽、繰り広げられるダンス、寸劇。ナンセンスでバカバカしくてそれでいて奇妙に感傷的で、とらえどころなんてどこにもなくて、いいから黙ってただ読み進めなさいと言われているよう。下巻もがんばります。

  • 「メイスン&ディクスン」に続くピンチョン第2段
    時間列のいったり来たりの幅は少ないが、空間がやたら飛びまくるので空間の把握に苦労する。がそれもピンチョンの小説の楽しみのうち。
    上下揃いでお楽しみください

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