- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105900212
感想・レビュー・書評
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だいぶ前に読んでいて、内容だけを強烈に覚えていた本。
気球事故から始まる、怖い話。
「ド・クレランボー症候群」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013
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「Jの悲劇」原作。
映画先行なので大変読み易かった。
違いを探すのも楽しい。
ド・クレランボー症候群の例はよく耳にするような。
原因は一体なんやろか。充分な愛情を与えられなかったから? -
・ジョー、クラリッサ、ジーンらのこれまで続けてきた愛が変化していくなか、
パリーだけが変わらぬ愛を実現している姿の異様さが見事に描かれている。
●パリーの愛は、愛と呼べるのだろうか。不変性という点では、愛に違いない。
・P156 ド・クレランボー症候群(イギリス国王に恋するあるフランス人女性の症状例)
女性は王が自分のことを深く愛していると思い込んでおり、その愛に応えるために宮殿の外に立ち続けた。
宮殿のカーテンが揺れるのを王からの秘密のメッセージとして理解した。
王と女性の間に面識はなく、王は当然女性のことを愛していなかった。
●パリーからジョーへの手紙に込められた想いは愛と狂気に満ちている。
P117、P167、P306
☆きっかけは本読みHP
読了日:2010/03/09 -
パートナーがいる、満ち足りたぼく。しかし、とある気球の墜落事故で一緒になった男が、その日から執拗に付きまといだした……他でもない、ぼく自身に。
執拗につきまとい愛を主張する男の狂気。次第に追い詰められるぼく。冷静な読者こそが引っ掛けられそうな展開。
筋としてはもう一味欲しいけれど、狂気の描き方は文句なしの作品。 -
映画にもなったそうで・・・
そんなに面白いかな?
惰性で読み切った感