- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106003349
作品紹介・あらすじ
目に思いをこめる。触れ合いで愛を感じとる。沈黙に多くを語らせる。動作と表情で、また時間、空間、色彩などとの関わりの中から、さまざまなメッセージを送り出し、そして受けとる…。このように、人間は間断なく非言語コミュニケーションを交わしている。この「ことばならざることば」の領域はとても学際的で、奥行きも深いのだが、この本ではそのあらましを判り易く紹介しながら、実用的な知識に「読書の楽しみ」も添えて提供したい。
感想・レビュー・書評
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なんとなく感じてる事が言語化されていて気持ちよかったが、ことば以外にもコミュニケーション方法は山ほどある。頭でっかちに言葉を多用するのはナンセンスだと思った。
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言葉以外のコミュニケーションの実態を解説した本。対人理解能力を高めることを目的としている。
内容としては、様々な非言語コミュニケーションの分野における研究結果を紹介したり世界各国の文化での具体的な例を挙げたりしている。
異文化の理解にはいくらか役立ちそうだが、非言語コミュニケーション能力の向上に資するとは思えなかった。 -
様々な非言語のコミュニケーションについてこの本は教えてくれる。
声にならない周辺言語というのや、空間をうまく使った場合の話もなかなか興味深かった。 -
私がよく聞かれる質問のひとつは、「感性認知脳科学専攻」って、何を研究する専攻なんですか?という質問です。簡略にいうと、「感性」や「こころ」という抽象的な概念を科学的に解明し、社会コミュニケーションに役立つために、デザイン・行動科学・障害科学・神経科学の教員・学生が一緒になって考える、学際的な専攻です。
この本は、感性認知脳科学専攻への進学を考えている方、また色彩、沈黙、しぐさ、時間、空間など、非言語コミュニケーションが人々の中でどういう風に行われているのかに興味のある方に読んでもらいたい本です。著者の経験をベースにした、面白くて解りやすい本なので、心理学入門書といった本が「難しい」と感じる方には特におすすめです。
(2011ラーニング・アドバイザー/感性 HONG)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1250582&lang=ja&charset=utf8 -
学生時代この本で基礎をつくりました。