天才の勉強術 (新潮選書)

著者 : 木原武一

• 新潮社 (1994年6月17日発売)

感想・レビュー・書評

[eさんの感想 · 2009年9月23日]

勉強術というより、世界の偉人伝といった内容です。
モーツァルト　ニュートン　ゲーテ　ナポレオン　ダーウィン　チャーチル　ピカソ　チャップリン　平賀源内　について書かれています。

政治家、研究者、芸術家といろいろなジャンルの偉人が取り上げられていますが、一般人が参考にできる勉強術はあまりなかったです。

ナポレオンが「本屋の本を食いつぶす」ほど読書をしたというのと、要約や抜粋、感想を記した克明な読書ノートを作っていたというのは
見習いたい勉強術です。

勉強術についてはあまり参考になりませんでしたが、偉人伝として読めば、とても面白い本です。

著者プロフィール

1941年、東京に生れる。東京大学文学部ドイツ文学科卒業。著書に『ルイス・マンフォード』（鹿島出版会）、『大人のための偉人伝』『天才の勉強術』『人生を考えるヒント』『ゲーテに学ぶ幸福術』『人生に効く漱石の言葉』『死亡率百パーセントを生きる』（以上、新潮社）、『孤独の研究』『人生最後の時間』（ＰＨＰ研究所）、『ぼくたちのマルクス』（筑摩書房）、『ゲーテ一日一言』（海竜社）など。訳書に、マンフォード『権力のペンタゴン』『解釈と予測』（共訳、河出書房新社）、『聖書の暗号』『ロゼッタストーン解読』（新潮社）など。

「2014年 『大人のための日本の名著５０』 で使われていた紹介文から引用しています。」