漱石とその時代(5) (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
3.67
  • (0)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106005756

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  江藤淳が一生かかってたどり着いた場所がここにあると思います。漱石の孤独の場所に寄り添う江藤の、鬼気迫る悲哀。それにしても、結局、道半ば、頂上に辿り着く前に、自ら命を絶った老批評家江藤淳の姿が思い浮かんでくるまれにみる著書というべきではないでしょうか。

  • 漱石ついて、わたしは知りたかったから勉強しようと思い、この本を選び、読んでみました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

江藤 淳(えとう・じゅん):文芸評論家。昭和7年12月‐平成11年7月。昭和31年、「夏目漱石」で評論家デビュー。32年、慶應大学文学部卒。37年、ロックフェラー財団研究員と してプリンストン大学留学。東工大教授、慶大教授などを歴任した。新潮社文学賞、菊池寛賞、日本芸術院賞、野間文芸賞など受賞多数。

「2024年 『なつかしい本の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江藤淳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×