- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106005930
作品紹介・あらすじ
落語こそ日本最高のエンタテインメントだ。なのにどうして日本人は落語を捨てたのだろうか。それはひとえに現在いる咄家がだらしないからだ。もっと魅力があれば絶対に人々は落語を聴きにくる。決して時代の所為ではない。若者がものを識らないから落語を理解出来ないのではない。咄家の喋る落語がつまらないから聴きにこないのだ。ならばどうするか?その答えはこの本に書いてある。面白い落語、面白くない落語とは…。
感想・レビュー・書評
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昔の落語家評・当時の落語家評・ネタの紹介
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文章が雑なのが残念だった
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<閲覧スタッフより>
「落語」とは?
江戸中期に始まった庶民的な話芸。人情ものや怪談ものなど、様々なカテゴリがあり、噺の最後に「落ち」と呼ばれる結末がつくため、「落語」と言われます。また、同じ噺でも噺家によって違ったりと、色々な楽しみ方があります。
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所在記号:779.13||タシ
資料番号:10184617
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立川志らくの龍の「現代落語論」がうかがえる、興味深い一冊。古今亭志ん生、桂文楽など、歴代名人の批評も読ませる。「ネタ論」は志らくの美意識がじっさいの噺にどう反映されるのかという実践編。よみごたえも十分。
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36歳か37歳(出版当時)で、落語は、落語家は、こうでなくちゃと書いているのだから、よくも悪くも威勢がいい。危機感、使命感、自負、気負い、悪く言えば自慢。私の好きな落語は、ふにゃーっとした力の抜けたものなので、こんなふうに論を語る姿勢はちょっとしんどいと感じてしまいます。
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著者の好みが偏っているように見えるが、私は作品の解説は使わせてもらって、間違いがない。
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立川志らくの最初の落語論。面白かった。
みんな本当の落語の面白さがわかっていないんだと感じた。落語といえば笑点しか頭に浮かばない状態は問題です。 -
高座は何度か聞いていますが、志らく師匠の本を読むのは初めてでした。若いころの著作でちょっと生意気っぽいところがありますが、それがまた立川流の持ち味だし、茶目っ気もあるので気持ちよく読めます。また惜しみなく落語のツボを披露してくれていて、今後落語を聞くときの楽しみが増えました。
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志らく師匠の本を読むのはこの本が初めて。軽妙な文体ですらすら読めるが、毒気はかなり強い。今から10年前にこの本を書いたというのはなかなか先見...志らく師匠の本を読むのはこの本が初めて。軽妙な文体ですらすら読めるが、毒気はかなり強い。今から10年前にこの本を書いたというのはなかなか先見の明あり。続けて去年出版の「雨の中のらくだ」を読む、2010/02/15
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語る人によって落語はいろいろなおもしろさが出る。
と思わせてくれます。 -
本当にこの人は落語が大好きなんですね。