ゴ-ギャン (新潮美術文庫 30)

著者 : 宮川淳

• 新潮社 (1974年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[mayhemさんの感想 · 2016年12月18日]

ゴッホとゴーギャン展に行く前に、予習として手に取った本（恥ずかしながら、ゴーギャンという名前すら曖昧にしか記憶になかった）。
持ち運びのしやすい小さい本ながらゴーギャンの色の魅力が十二分に伝わってくる本で、サクサク読み進められた。
ただ、この本の後半にある著者のあとがき（というのだろうか。）ではタヒチでのゴーギャンをメインに言及してあるので、ゴッホとゴーギャンの関係をメインにしていた展示会への前知識にはならなかった。
ここまで薄い本なのでテーマを決めて書かないと膨大な量になってしまうのだろうなと思う反面、この著者からもっとゴーギャンについて聞きたいと思う気持ちがあふれてしまう。

[nakaizawaさんの感想 · 2013年7月25日]

(1998.02.28読了)(1998.02.11購入)

☆関連図書(既読)
「ドガ」大岡信著、新潮美術文庫、1974.08.25
「コロー」坂本満著、新潮美術文庫、1974.12.25