- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106021626
作品紹介・あらすじ
病気と交通事故による足と背骨の痛みに苦しみつつも屈することなく、激しい恋と画業に生きた伝説の女性画家。その真実の姿に迫る。
感想・レビュー・書評
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《私の誕生》という絵をマドンナが所蔵しているらしい。
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メキシコの国民的人気画家フリーダ。幼少期の病から少女期の交通事故などの不運と奔放な恋愛観を元に描かれた絵画を森村が解説。同時に彼女を取り巻く人々と半生も網羅。作品の背後に潜む思いが読み取り易い。
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[ 内容 ]
病気と交通事故による足と背骨の痛みに苦しみつつも屈することなく、激しい恋と画業に生きた伝説の女性画家。
その真実の姿に迫る。
[ 目次 ]
第1章 フリーダをめぐる12のざわめき
第2章 苦痛と快楽に生きた47年
第3章 永遠のフリーダ
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
フリーダは、映画化されたときに知りました。
今でも時々、こころがフリーダの熱さを求めます。
本人のルックスやファッションも好きなところ。
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森村さんの主張がうるさいのがやや難点。
作品がたくさん紹介されているのはうれしい。
藤森さんが解説するカーロとディエゴの家は建築史的に意義のあるものらしい。 -
カラーでいっぱい作品みれるとこがいい。
この本書いた森村さんて方、知らないんだけど、絵の独自の解釈がわりと面白かったな。あと眉毛をわざと太目に描くのはなんでか?とか。
ほんと、芸術は受け取る側によって何通りも姿を変えちゃうね。
眉毛の解釈は突飛すぎて、どうかなあ?って感じです。
そんな風に考えられるのが面白いね!
そんな風に考えさせちゃうフリーダ・カーロも面白いね! -
フリーダ生誕100周年の2007年に出版された本。作者の解釈をもとにフリーダをみていく、「まとめ」みたいな雰囲気。写真や作品が沢山載っていて、結構豪華!!って感じをうけるけど、内容は正直、イマイチかなー… 特に、作者の作品が載ってて、それが、よくない!!(笑)だけど、「芸術や人間が人の心に与えること、与える影響とは何なのかを、フリーダの日記は考えさせてくれる」なんて表現は凄く的を得ている感じがした(前後の文脈を書いていないから、ここではこの言葉の適切さは伝わらないかもしれないけれど…)。 残念なのは、タバコにテワナの出で立ちのフリーダの写真がないところ。あの写真、すごく素敵だから!!でもディエゴとの慈愛にあふれた写真は載ってるしね。
批判ばかりに見えるかもしれないけれど、悪くない本。フリーダ・カーロ入門、といったところ。