イタリアの小さな工房めぐり (とんぼの本)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 44
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022609

作品紹介・あらすじ

この国の職人が作ると、「世界の一級品」になる理由は? 靴、楽器、装飾細工、書物、インテリア、自転車……。イタリアの手作り品は、いちど使えばとりこになる。時流になびかず、古い物を大事に使い続ける彼らの美意識が生み出すものには、永遠の輝きがあるから。21の工房の扉の奥で父から子へ、師から弟子へと伝えられる職人技、豊かな生き方を徹底案内。

感想・レビュー・書評

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  • 直接自分の目で見てみたい。
    そう思った。
    写真でも美しさは伝わってくるけれど,現地の空気とともに味わいたい。

  • 読書録「イタリアの小さな工房めぐり」4

    著者 大矢麻里
    出版 新潮社

    p19より引用
    “「勇気を持て。自分を信じろ!」。”

    目次から抜粋引用
    “手縫いの靴工房
     エトルリア様式のジュエリー工房
     テラコッタ工房
     製本工房
     彫金レリーフ工房”

     イタリアコラムニストである著者による、
    イタリアの職人たちが作る作品とそれを生み
    出す工房を紹介する一冊。
     手縫いの靴からフレームから作る自転車ま
    で、オールカラーの写真とともに記されてい
    ます。

     上記の引用は、靴職人の師匠が残された言
    葉。何かに対して、真摯に悩み努力を重ねて
    いる人には、どこからか救いの手が差し伸べ
    られるのかもしれませんね。
     写真で見ただけで目が痛くなりそうな、細
    かい細工物などを作っている人たちでも、写
    真の中ではとても嬉しそうに、そして楽しそ
    うな笑顔を見せておられます。
    こういう風に作られるものだからこそ、いつ
    までも伝統として受け継がれていけるのかも
    知れないなと思いました。
     余裕のある人ならば、工房へのアクセスも
    掲載されていますので、直接尋ねる事も可能
    でしょう。

    ーーーーー

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