- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106102769
作品紹介・あらすじ
「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)-。日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。
感想・レビュー・書評
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17ヵ国の現地在住日本人による各国の日本のイメージレポート。オーストラリア、ロサンゼルス、ブラジル、マレーシア、トルコ、トンガ、シンガポール、オランダ、ドバイ、イラン、フランスでは日本製品、ビジネス交流、日本文化、在住日本人の努力などを通じて日本人は信用できるとみなされているらしい。
ただしこれは2008年の本。現在も日本に対して良いイメージを持ち続けてくれていればいいのだが…。そして今後も良いイメージを保ってもらうために何ができるだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008年当時ではあるが、ニッポンの評判というかイメージ含めて諸外国からの見られてる雰囲気がよく伝わる。
我の強い国からは、疎まれそれ以外の国からは、礼儀作法含めて総じて良いイメージがあるように思う。
ただ、この評判というのは良くも悪くも変化するので、今後も日本人であることを自分たちがちゃんと意識してグローバル社会で振舞う必要があることを実感した -
世界各地に住んでいる日本人が日本人の評判をレポートする。書き手によって、スタイルも、観点もバラバラなので、面白い読み物だが、すごい感銘はない。
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レポートというだけあって、ほんとうに17のレポートを集めただけの面白くない本でした。
買ってしまったのは、タイトルのうまさにつられた私の負けでした。
「会社が放り出したい人 一億積んでもほしい人」もうまいタイトルだと思うけれども、あっちは買って正解。こっちは新聞記事よりもつまらないので、立ち読みでパラパラめくるだけで十分。 -
流石に10年前となると
内容がちょっと古い。
でもいろんな国に住む日本人が
その国から見る日本の印象について語るのは
面白かった。
海外で働いているとき、
日本人ブランドは強いな〜と実感した。
ただ、やっぱりイギリス人は
意味わからん階級意識強かった。 -
所在:展示架
資料ID:10800926
請求記号:361.42||I43 -
日本って、意外に多元的で多様性豊かで、いろいろな価値観や生き方を認めてくれる国なんだなとニッポンを見直すことができる、外国在住の日本人が外国人から見聞きしたニッポンの評判のレポート本。
編者の文末の言葉がよかった。
「この世界のどこかに、自分たちと同じ民主政治の国で、かつまったく異なる豊かで美しい文明をもつ国があってほしい」ーそのようなフランス人の夢をかなえてくれる第一の国が、日本なのではないだろうか。(同書から引用)
移民の同化問題に悩むフランス人の心をニッポンが揺さぶっている。 -
面白い。
短編から構成されてて読みやすい。 -
いろんな国になじみ深い人によって書かれていて、その多様性は評価できるけど、著者の質にバラつきがあるのと、ポジティブな面が強調され過ぎてるきらいがある。“へ~”っていうくらいの発見はある。