先生と生徒の恋愛問題 (新潮新書 289)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102899

作品紹介・あらすじ

勉強や部活から将来の不安まで親身になって相談に乗ってくれた担任の先生。進路から家族のことまで心配してくれた優しい女教師…聖職者と思春期の生徒は、なぜ恋に落ち、どのように恋愛を発展させたのか?わいせつ行為で処分された先生や年齢差を乗り越えて結婚したケースなど、当事者たちの生々しい言葉からタブーの実相に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 愛するひとを犯罪者にしないために読みました。


    読み進めるごとに吐き気がしました。
    背筋がぞっとしました。
    ただ、「教師と生徒の恋愛なんて幸せになれるわけがない」、という結論ありきで作られた本というイメージです。

    でも、あなたが先生との幸せを夢見る生徒なら、絶対に絶対に読むべきです。

  • 正直どうでもいい話だった( ´ ▽ ` )ノ
    しかし、どんなことを言っても
    相手が誰であっても
    高校生の年での恋愛はだいたい失敗して終わると思うのだが。

  • 実際に体験した先生のお話で上手くいった人、そうでない人の話


    まぁ〜上手く行けばいいけどね…(交際を最後まで隠し通せるなら)
    生徒と交際してばれたら後が怖いねぇ(;^◇^;)ゝ

    生徒に手を出した先生って事だし親に訴えられる事もあるし
    下手すると汚名が一生付いて回る…
    生徒にしても周りの生徒や友達がみんな好意的な目で見る訳でもないので…転校って事もある

    しかし今の先生って先生の前に男なんだなぁ…って思った
    まぁ人を好きになるのは仕方ない感情なんだけど…ね(~ヘ~;)ウーン


    女教師と男子生徒の恋愛も書いてあったけど
    こっちの方がリスクが大きいかな?
    ばれたら生徒を誑かした教師って目でみんなが見るから(≧◇≦)

  • 教師と生徒の恋愛、性的関係についての事例をいくつか挙げ、著者の考察が述べられている。

    事例については、インタビュー形式のものが多く読みやすい。

    現行の法律では、教員と生徒の関わり方についてどのような方針を持っているかも述べられており、わかりやすかった。
    教員向けの研修などでは「~~はダメ」などと具体的な行動について、指導される場面はあるがその根拠まではなかなか解説をしてくれない。

    なるほど、と思わせる部分がいくつかあった。教員同士の恋愛、性的関係に当てはめて考えることもできると思う。
    教職を目指す人なら一読の価値あり、かな?

  • 当然ありえる生徒と先生の恋愛について。
    教師という立場が特に問題を難しくしている。最初から怪しいと思ったら踏み込むながポイントなんだろうが、その判断はかなり難しい。

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著者プロフィール

宮 淑子(ミヤ ヨシコ)
1945年、長野県に生まれる。毎日新聞社『月刊 教育の森』編集部員をへて、現在、フリーのジャーナリスト。
教育問題、女性問題を中心に、ルポ・評論・講演活動をしている。
◎おもな著書
『「女」なんていや!…思春期やせ症を追う』(朝日新聞社)
『セクシャル・ハラスメント』(教育史料出版会・朝日新聞社文庫)
『不妊と向きあう』(教育史料出版会)、『美の顔』(汐文社)など多数。

「1994年 『メディア・セックス幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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