英国名門校の流儀 一流の人材をどう育てるか (新潮新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106108273

作品紹介・あらすじ

これがパブリック・スクールの教育だ! 名門ハーロウ校の日本語教師となった著者は最高の教育現場を目撃した。礼儀作法、文武両道、賞と罰――日本人生徒の貴重な肉声も収めた、社会に資するリーダーの育て方。

感想・レビュー・書評

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  • 国家の存続に教育は不可欠。しかし教育方法にこれといった答えはない。だから難しい。
    大英帝国が強国たらしめたのも教育が関係していると思う。

  • 特に記憶に残ることはないが、自分が感覚的に正しいのではないかと思っていることがイギリスの名門校で実践されていると知り自信にはつながった。
    またイギリスの教育制度を全く知らなかったので、中学受験可哀想とか言っている場合でもないと感じた。

  • パブリックスクールの教育の素晴らしさは理解できた。ただ、やはり貴族出身もしくは金持ちのための学校ということに尽きる。
    英国が衰退しつつあることも事実で、その事だけをとっても教育が国全体の仕組みとしてうまく機能していないことを示唆しているのでは無いか。
    グローバル企業のトップがパブリックスクール出身という話もあまり知らない。(だけかもしれないが、、、、)

  • 卒業スピーチ
    You have arrived here as boys, you leave as men.

  • 一貫した目的をもって運営される、学校の強味。日本の名門進学校にも同じようなにおいを感じる

  • 一流の人材をどう育てるかという副題がついているが、何が一流かについての定義はされていない。イギリスのパブリックスクールから著名人が多数輩出されているという前提を持って、その教育内容が全て是とされる形で永遠と学校紹介が続けられる。まるで学校案内パンフレットかのように著者が日本語教師を務めたハーロウ校の「流儀」が語られる。

  • 全寮制 年間600万

    ハウス制度 寄宿舎

    ラテン語必修

    科目毎の習熟度別クラス

    競争する機会が多い、学外のコンテスト、生徒の学習成果の発表の自由と機会を保護、学外講師

    ミケランジェロ 我々にとってもっとも危険なことは、目標が高すぎて失敗することではなく、低すぎる目標を達成することだ

    新入生は最初の学期にラグビー

    目に見える賞と罰 奨学制度、罰detention

    黙って聞く、そして待つ

    confident, but not arrogant. 自分自身に自信が持てる、でも尊大にならない

  • パブリックスクールの称賛ばかりで、さすがにパブリックスクールを理想化しすぎなのではと思う。
    それから、学校のしくみ的な観点ばかりで、結局、生徒がどんな生活を日々送っているのかが全然つかめない。

  • 東2法経図・6F開架:372.33A/Ma73e//K

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著者プロフィール

1968年生まれ。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程退学。日本語指導の講師として、UAE国立ザーイド大学に2007年~2012年まで勤務。ドバイに2006年~2012年まで滞在。UAE国立ザーイド大学では、日本語のほかに空手道の講師も務めた。現在はロンドン在住だが、UAEと日本のかけ橋となるべく活動を続けている。

「2014年 『住んでみた、わかった!イスラーム世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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