トヨタに学ぶ カイゼンのヒント71 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106108693

作品紹介・あらすじ

リモートするほど必要な会議は、実はそれほど多くない。「ベストを追求するな」「残業を疑え」――強さの秘密は、職場のムダを徹底的になくすカイゼン=改善の積み重ね。働く人を楽にする、現場発の働き方改革決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 『こんなに簡単!しかもすべての業界に使える!トヨタ式カイゼンの法則』

    トヨタといえば、「ジャスト・イン・タイム」、「自働化」、「カイゼン」、「後工程引き取り」、「カンバン方式」などに代表されるトヨタ生産方式だ。

    ネーミングは聞いたことあるが、その内容や仕組みは理解できていない。そんな人が、実は多いとボクは思っている。
    なぜなら、誰もが知る通り日本企業がこの30年もの間あまり上手くいっていないからだ。

    今一度、学び直すにはちょうどいい本になっている。新書なので購入しやすいお値段なのも、おすすめのポイントだ。

    「このやり方、なんかおかしい」と違和感があるのにカイゼンの仕方が分からない。そんな人は、ぜひ本書を読んでみるといいと思う。きっといいヒントが手に入る。

  • 「できるようにやれ」、良いフォーロー言葉だ。
    単純にシンプルに考え、わかりやすく明確に結論を出す。

  • わりかしタメになることが色々載っている。普段はtips的な本は浅く好まないが、これは面白かった。トヨタという日本最大企業へのしっかりした取材が根底にあるからだと思う。

  • トヨタに限らずいろいろな企業の回線の事例が短く紹介されている
    71の改善の事例のそれぞれはせいぜい2ページ程度であり、エピソードが書かれていることが多く、その改善自体の内容についての説明が浅いので説得力がないし、読者の普段の仕事に応用ができないように思われる

  • 結局のところ、カイゼンの本質とは「現状に慢心せずより良くなる方法を探す」ことにあるのではないか。
    そしてそのカイゼンが、本質的なところに効くかどうかを考えるべきだし、効いていないのであればまた更にカイゼンを行う。

  • 「カイゼンとはアップデートのこと」がしっくりきた。トヨタ以外の企業のカイゼンも紹介されていて、飽きずに読めた。

  • 小さなこと、目の前のちょっとしたことから変えていく。
    変革も必要だし、こうした改善も必要。

  • トヨタ物語と同じ作者。
    参考になることも多いが、
    トヨタ物語程ではというのが正直なところでした。

  • *カイゼンとはupdateのこと。
    *ベストを追求しない。
    *行動しながら考える。
    つまり、机上のプランだけではなく、実際やってみて提案することが大切。
    *自分がしていることに何故。と問いかける。
    *4Sとは整理、整頓、清潔、清掃。
    *図式化して考える。
    *走ってまでやる作業はない。
    *この人嫌だな。ということを顔に出さない。
    *自分は甘やかさない。
    *事業に失敗するコツ
    旧来の方法がいちばん良いと信じている。
    餅は餅屋とうぬぼれている。
    本を読まない。
    どうにかなると考える。
    むやみやたらに骨を折る。
    良いものは黙っていても売れると安心している。
    人を安く使うこと。
    支払いを先延ばしにする。
    機械は高いといい、人を使う。
    顧客はわがまま過ぎると考える。
    人情は禁物だと考える。
    改善しないこと。

  • 上司のすすめで気になって購読。
    面白かった!
    カイゼン的発想をもっていたい。

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著者プロフィール

野地秩嘉(のじ・つねよし)
ノンフィクション作家
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て現職。人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸能、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『サービスの達人たち』『イベリコ豚を買いに』『トヨタ物語』『スバル―ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『ヤンキー社長』『新TOKYOオリンピック・パラリンピック物語』『京味物語』など多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

「2022年 『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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