よくも言ってくれたよな (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 99
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106109553

作品紹介・あらすじ

学校や店の「黙食」から、黙浴(銭湯)、黙煙(喫煙所)、黙乗(バス)まで――。理由のないことではないだろう。しかし、今日もこの国には閉塞感いっぱいのキャッチコピーが溢れ続ける。恐ろしいのは、コロナにナーバスになりすぎる人と、スマホで価値判断を狂わせた人の急増だ。大方の世界の流れに逆行し、政府とメディア、「専門家」たちは人々をいかにミスリードしてきたか。ネットニュース編集者によるコロナ狂騒観察記。 

感想・レビュー・書評

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  • コンビニに貼られた不要不急の大便はご容赦ください。
    我慢できればしますよ笑
    貼った人は真面目なんでしょうが、冷静になると面白い。、

  • コロナ対策によって習慣づけられた行動制限など、世の中に蔓延る日本人のヤバさを指摘してくれています。
    共感することが多かったので、他の著書も読みたくなりました。

  • 東2法経図・6F開架:304A/N32y//K

  • こういう意見もあっても良いとは思うけれど、
    例え話で、えらくひん曲がった考え方をするのだなと驚いた。
    その思考が文字して残り人に広がるのは良くないなと思う。

  • ハッキリ言ってくれて、スッキリした。

  • コロナ禍以降のメディアを通じて、自主性を失いつつある社会を正面から批判的に論じるコラムの数々。早期リタイアして地方で暮らし、やりたい仕事・新たな展開を切り拓いている著者。自身の直感と経験を経て、論ずるコラムには盲目的なメディア信仰と自主性に欠けた者たちへの警笛とも言える。

  • 中川淳一郎さんが、ここ2年間のコロナ禍の模様を綴ったコラム(タイトルが面白くて購入)。基本的に、マスクや黙食自粛、恐怖を煽るメディアなど、専門家や政府メディアがいかにコロナ禍で日本人の価値観を狂わせたかが描かれる。タイトルから滅茶苦茶感情的な物言いなのかと思ったが、冷静に問題点について分析されていた。中川さんのツイッターが好きな人や、現在のコロナ禍の諸々の対策に疑問を持っている人にオススメ。

  • コロナ感染対策への、国のミスリード?に従順な日本国民への皮肉やバカさ加減。
    コロナ以外にも、マスコミに踊らされる国民性への警鐘。
    多いに賛成!

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著者プロフィール

編集者、PRプランナー、ライター
1973年生まれ。東京都立川市出身。大学卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社し、しばらく無職となったあとフリーライターとなり、その後『テレビブロス』のフリー編集者に。企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを経て『NEWSポストセブン』など様々なネットニュースサイトの編集者となる。主な著書に、当時主流だったネット礼賛主義を真っ向から否定しベストセラーとなった『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『ネットのバカ』(新潮新書)、『夢、死ね!』『内定童貞』(星海社新書)など。無遠慮だが本質を突いた鋭い物言いに定評がある。

「2020年 『意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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