- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106109751
作品紹介・あらすじ
母親が望む父親と同じ道に進んだ女性医師は、刑務所のお医者さんになって「天職」を見出した。〈文身〉〈傷痕〉〈玉入れ〉など、受刑者カルテには独特の項目はあるけれど、そこには切実に治療を必要とする人たちがおり、純粋に医療と向き合える環境があったからだ。薬物依存症だった母との関係に思いを馳せ、医師人生を振り返りつつ、受刑者たちの健康と矯正教育の改善のために奮闘する日々を綴ったエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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知らない知識ばかりで大変勉強になった。が、どうしても滲み出る「うちの子は悪いところばかりではないんです!」感が… 罪人に過度のリスペクトは必要ないのはわかるんだけど… うーーん;;難しい…
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職業:法務省矯正局医師
そんな帯を見て「なんで刑務所...?」と思い、手に取ったのがこの本との出会い。本書の最初の章には、医師人生を振り返りつつなぜ刑務所で働くことになったのか書かれているのですが、本当にひょんなことから。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2024/02/05/200000 -
東2法経図・6F開架:326.5A/O84p//K
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全体的に読みやすかった。
特にコロナ禍の刑務所の話はあまり知る機会がなかったので興味深かったです。 -
プリズンドクターも気になったが、おおたわさんのお母様の話が怖かった。医療用の麻薬注射の中毒だったお母様。どんなに辛かったことか・・・
刑務所なんか入りたくないし、身近な人にも絶対はいってほしくない。と言うより入るようなことをしない、させない社会ってできないのか -
星3.5
実母が薬物依存だったこともあり、矯正医官となった著者。更生を願う気持ちが伝わってくるが、他の方も言っている通り、著者の場合、顔も広く知られているし、いわゆるお礼参りなど、大丈夫なのだろうか。 -
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給料低いって言ってるけど、平均1,300万あるやんけ!!!
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刑務所の医師となられていたおおたわさん。刑務所という世界の様子、そこで医師として勤める様子などが、世間離れしていてへ〜となりました。