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- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106440588
作品紹介・あらすじ
何を為し、いかに生きるべきか! 「脚注」で、さらに深まる物語の味わい。勤王か佐幕か――。幕末動乱期、東北の雄藩と境を接し、時代の大波に揉まれる一小藩。不安と懼れから、若者たちが妄動する中、杉浦透は、江戸で学問に専念することを一人決意する。一方、水谷郷臣は、時代を読む目を持ちながら、藩主の弟という立場ゆえ苦しむ。悩み惑う若者たちの姿を通して、人間の強さと弱さを見つめた傑作。
感想・レビュー・書評
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いつの時代も若者たちは、揺れている。ましてや幕末では、先が見えて来ない。そうした人の揺れ動く様を、うまく切り取って見せてくれる。そして、女性の生きる様も今、現在にも通じる形で描きあげてくれる。さすがです。
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