山と食欲と私 7 (BUNCH COMICS)

  • 新潮社
3.97
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本棚登録 : 324
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107720696

作品紹介・あらすじ

初の関西へ! 大阪出張からの金剛山、ここでしか食べられないご当地ごはんとは? 奈良・吉野の山奥に移住した山友達の黒蓮と再開! DIY小屋作りを任せられて・・・? 小松原&瀧夫婦と一緒に日光白根山登山! 下山後は、初対面の男性達とキャンプ! 緊張でガチガチの鮎美だったけど・・・。第7巻も山あり谷ありドキドキの出会いが鮎美を待ち受けます♪

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ、第七弾。
    会社員の日々野 鮎美(27)は、山ガール、自称単独登山女子。
    登山そのものも楽しいですが、山頂で味わう料理も楽しみの一つ。
    知らない方と親しくなるのも、登山の楽しみの一つですね。

  • 大岳山を登るエピソード、一体嫌なことって何が起きたんだろう。社会人だとやっぱり嫌なことは避けられず、癒すために山に行きたくなる気持ちに共感できた。自分が山登り始めるようになったのも、似たようなものだから。

  • 大阪出張からの〜金剛山!
    山頂ライブカメラの話は
    どっかで聞いたことあるなぁ。
    それ使って記念撮影、ナイスです。

    ブラック鮎美さんが
    山行きで闇抜けする描写
    瀧さんが人生の転機を
    山行きの間に沈思黙考する描写
    どちらも心に残る。

    歩荷さんの話が、かわいかった♪

  • 勘違いかも知れないけど、この『山と食欲と私』を読むと、元気になる、疲れが吹っ飛ぶ、体力が回復してくるような感じがする
    山は神域でもあり、そこに挑んでいる人々の姿がリアルに描かれているから?
    信濃川先生の絵は、決して上手い方じゃない
    けど、何とも言えない良さがあり、それが山って言う、普通なようで特別なエリアの魅力を、読み手に伝えられるのは確か
    まず、表紙からして、ジャンルが分かりやすいトコも武器だろう
    誰がどう見たって、食系だ、しかも、ヒロインは登山が大好きなんだ、と察せる
    シンプル・イズ・ザ・ベストって表現は、ちょい違うかも知れないけど、読み手の予想を無駄に裏切らないのも、また大事だ、好い漫画には
    改めて言う事でもないけど、主人公の鮎美さんには、何とも言えない旨味があるんだよな
    上手くは言えないのだけど、人生が楽しそうな人だ、と思える
    もちろん、彼女だって仕事で悩む事もあるし、これからの人生、どう生きていくべきか、パートナーを持つべきか、歳相応の考えに耽る時もあれば、クセの強い人に振り回されてしまう事もある
    でも、山に登ることで、力を貰って、前を向き直し、次の山へ向け、力強い歩みで進んでいく、素直さを併せ持った強い性格をしている
    楽しそう、であって、楽してる訳じゃない
    そもそも、登山は苦行である。苦しさの方が増す。しかし、それがあるからこそ、登頂時の達成感は爽快だ。逆に、断念した時も、次のチャンスに向けての鍛え直しにやる気も増す
    わざわざ苦しい思いをするなんて、バカみたい、と思う人もいるだろうけど、辛さを乗り越えてこそ得られる幸福もある。意外に、それって多い、人生じゃ。その上、そんな嬉しさの方が、人を成長させる糧になるもんだ
    この(7)でも、鮎美さんは登山の中で、大勢の他人と交流し、美味しいものを食べる事で、人生って山の頂点に少しではあるが近づいた
    次巻では、どんな人、どんな食事、どんな出来事が、彼女を成長させるのか、楽しみである
    そろそろ、ドラマ化してもいいと思うんだが、さすがに、ある程度の登山スキルを有しているアイドルでなきゃ、主役は張れないから、難しいのだろうか
    アニメになったらなったで嬉しいけど、それはそれで、アニメーターさんが過労になるかもしれんって不安がある
    やっぱり、しばらくはお預けかな・・・・・・
    どの回も、山登りの気持ち良さと大変さが、両方とも伝わってくるけど、個人的に印象に強く残ったのは、73話「闇抜けの肉じゃが甘酒うどん」だ
    先にも書いたけど、鮎美さんだって、社会人として、壁にぶつかってしまう時があるんだな、と思える回だ
    仕事に就いていれば、こういう事もある。全て回避する事は難しく、鮎美さんのようにダークゾーンに落ちてしまう事が無い訳じゃない
    そんな時、闇から抜ける、自分だけのやり方があるか、が大事になってくる
    鮎美さんの場合は、山に登った上で、美味しいものを食す、である。同じ境遇の読み手が、同じようにしたって、彼女のように戻って来られる訳じゃない。だから、右往左往し、試行錯誤して、自分だけのデトックス法を見つけるしかない
    ちなみに、私は面白い漫画を読んで、感想を書く、これに尽きる
    今、発散しなきゃならないほどのストレスがあるのか、と聞かれたら、察してくれたら助かる、と返すしかない
    食べ物で、最も食欲を掻き立てられたのは、71話「金剛山&吉野山編② 桜薫るスピードスモークステーキ」で、黒蓮さんが満身創痍で、人間としての会話力が著しく低下している鮎美さんに振る舞った、桜薫るスピードスモークステーキだ
    これほどまでに、シンプルな破壊力があるものは反則なんじゃないだろうか
    鮎美さんが、夜の山に向かって、「ウマーイ」と叫んでしまったのも、仕方ない
    この台詞を引用に選んだのは、サヨリさんが一層、美人になった、と感じたので
    台詞の内容っつーより、この時の彼女の表情が、とても印象的だ
    一途に目的地に向かう道中での自問自答、脳内会議を肉体が酷使される中で繰り返した事で掴めた答え、そんな揺るがない決断を出来た人っての表情は、性別や年齢、立場に無関係でカッコ良い
    私が自分で望む結果を出せず、モヤモヤから抜け出せないのは、こういう風に考える時間を作るのが下手なのと、ここぞって時の決断力が鈍いからか

  • 今回も面白かった。これ読むとほんと山に登りたくなる。歩荷さんってすごいなぁ。お話も面白かった。あとはピーナッツ味噌が美味そうだったなぁ。キャンプもしたくなる。おしるこwithウインナー&チーズも食べてみたい。
    そろそろ高齢の山友達にこのシリーズ紹介してみるか。

  • 合コン的バーベキュー。

  • ・70話
    鮎美ちゃん、おにぎりピアス付けてて可愛い。
    金剛山の最高地点、葛木岳は神域となるため立ち入りが出来ないらしい。
    「好きやねん」って金宮以外にもあったんだ。
    知らない人の毎日登山1000回記念に出会すってのも素敵ですね。

    ・71話
    旅人黒蓮さんと再会。
    肉しか言えなくなってる鮎美バカ面白い。気持ちは分かる。

    ・72話
    スマホの電源オフに出来ない人多いですよね。現代人。

    ・73話
    肉じゃがの甘酒うどん・・・
    甘酒克服の為に試してみるにはあまりそそられない。

    ・74話
    林檎のソテー、昔よくやったなあ。

    ・75話
    ピーナッツ味噌食べたことない!
    お米に最強に合うと聞いては試さずにいられない。
    瀧本夫妻&小松原さんで日光白根山登り。

    ・76話
    鮎美ちゃんの好みはバッハやろ、って言われて狼狽える鮎美が可愛い。
    瀧本さんの友人の薄い顔の双子も交えてバーベキュー。

    ・77話
    表情からはあんまり分からないけど、楽しいって口にする瀧ちゃん見るとこっちまで嬉しくなります。

    ・78話
    ぺろりだぜ。

    ・79話
    会社を辞めて長野に移住することを決めた瀧ちゃん。

    ・80話
    私もぜんざい食べるの楽しみ〜!
    いろいろ食べ比べするんだあ。

  • 防犯ビジネスは未だ黎明期 30代の社員を敢えてジョブローテーション 肩叩きかに思えた不自然な異動は実は栄転の布石 好きやねんポールウインナー麺 乗りかかった船 奈良県のブランド牛_大和牛の霜降りヘレ 歩荷の基本は重心を安定させることにある 日光白根山 彩が濃くて当たり年 コバルトブルーが美しい五色沼 本来結ばれるはずのない二者の劇的なマリアージュ

  • お母さんと立山編。少しずつ見えて来るあゆみちゃんの家族の話「自分という孤独からは逃げられないんだな…」「小さな選択の全てが大きな分かれ道になっていたのね」(by.鮎美母)他、鷹桑くんの寝袋のみチャレンジとか、毎度くすりとさせてくれます。2007年2007m雲取山やら、虫に刺されてポイズンリムーバーと危機管理に関しても感心させられる、ヨーグルトカレー食べたい、などの6巻でした。

  • 安定
    キャンパー兄弟不思議な存在

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著者プロフィール

日本の漫画家。新潟県出身、現在は北海道札幌市在住。男性。代表作は『山と食欲と私』。

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