売国機関1 (BUNCH COMICS)

  • 新潮社
3.49
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本棚登録 : 340
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107721532

作品紹介・あらすじ

『幼女戦記』のカルロ・ゼン最新作!! これは、血と鉄で刻む戦後を抱きしめる物語――。

感想・レビュー・書評

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  • カルロ・ゼン節全開。面白い。
    愛国、正義、平和、それら全てが穏やかで優しい顔をしているとは限らないのか……

  • 2022.08.27 朝活読書サロンで紹介を受ける。大国間のはざまの小国が舞台。戦後、ふたたび戦争を起こさないための足掻き。金本位制、スパイ。属国。
    2023.07.19 品川読書会オフで紹介を受ける。ロシアとドイツに阻まれたポーランドがモデルではないか、とのこと。国を売ることで強かに生き延びる戦略を取っているのかもしれない。

  • 幼女戦記が面白かったので中の人つながりで購入。こちらは自分には合わなかった。

  • 非常に面白いマンガです。
    第一次大戦後の様な世界観で、ドイツ、ポーランド、ウクライナ辺りがミックスされた国が舞台です。
    近現代史、世界史を考察する上でのトレーニングになります。
    著者であるカルロ・ゼン氏は間違いないと感じました。

  • 面白いは面白いのですが、話が重く、同原作者の『幼女戦記』と比べるとコミカルなシーンはほぼないので、心が元気な時でないと少々キツい内容かなと。

  • 舞台設定は興味深いが割と地味。そのかわり表現が外連味溢れるあたり、まさにオペラ座。幕間に挟まれるコース料理はなんだろう?と思っていたけど、巻末の原作者コメントを読んで納得。確かにソース濃いわ。

    ところで、荒治療は荒療治の誤植?

  • 突然ぱっと読むと話が難しくて頭が混乱する。
    読み込んでいったらもっと面白さを見いだせるかも。

  • いつもの流れ、他作に比べキャラが弱いのが先行き不安に

  • モデルはポーランドとはっきりと示されている。ポーランドといえば日本で布教し、アウシュビッツで身代わりに処刑されたコルベが有名ですが、それはさておき。ポーランドを題材とした「戦後」について語るとなればこれはもう50年からは話が終わらないということになるわけですが、そもそもナチスとソビエトに囲まれたこの国の状況たるや、おそらく原作者カルロ・ゼン氏も大好きな題材だろうし、この国における愛国とは何を対象にするのかというテーマも良い。国民?それとも国体?それとも国土?何をもって祖国、愛国というのか。

  • 平和の為なら何でも出来る!という人達の粉骨砕身を描いた心温まるハートフルストーリーです?

    まあ、中庸ってのは右からも左からも攻撃されるからね。現実は、半端な選択になるのが当たり前なので。このくらいアグレッシブな対処が出来れば、愉快痛快って奴だが、祖国がそんな対応を必要とする状況ってのは、まあ、歓迎できる状態じゃ無いねwフィクションでOK

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著者プロフィール

小説家。代表作に『幼女戦記』『約束の国』『ヤキトリ』『テロール教授の怪しい授業(原作)』など。

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