JKハルは異世界で娼婦になった 6 (バンチコミックス)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107725608

作品紹介・あらすじ

交通事故に遭い異世界に転移してしまった女子高生・小山ハル。酒場兼娼館『夜想の青猫亭』で娼婦として働き始めたハルは、同級生・千葉と共に、異世界の人々と出会いを重ねるが……軍の宿舎で兵士たちの相手をしたシクラソを助けられなかったハルは、怒りのまま再び兵舎へと向かい――。そこでハルのある秘密が明かされることに……!? Web上に掲載され、絶賛を受けた異色の異世界転生小説のコミカライズ、慟哭の第6巻!

感想・レビュー・書評

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  • 無双シーンでは、原作の一人称視点なのに他人事で俯瞰しているような表現が漫画でもされていて良かった。カスのギルド長はカスだけどちゃんとシクラソさんのことが好きだったんだな〜と感じられて、これも良かった。

  • ハルは何故スキルをもらえなかったのだろうとずっと気になっていた。
    やはり後からではあったが貰えてはいたのだ。
    持っているのに使わなかった理由。
    コピー能力的なものかと思いきや、そうなのだがハルの仕事だからこそ意味のあるスキルだったとは。

    上っ面の言葉にしか聞こえないが、上っ面で生きている人間だからかそれが本音。
    シクラソさんのこと、本当に好きだったんだろうか。
    百隊長がまさかそんな雑魚だったとは。どうして昇進出来たのだろう。

    結局どうなるのかと思ったら、魔物と戦って全滅という話に落ち着いたか。
    シクラソさんの埋葬シーンは辛かったし、マダムがハルに帰って来てくれてありがとうというのも切ない。
    お店でハルが代わりに自分が歌おうとするのが偉いし
    満面の笑みで手拍子をするスモーブが可愛かった。

    おじさんの話は思わせぶりで少々先が不安にもなったが
    ルペちゃんとキヨリで茶飲み友達になっているのがとても素敵。
    この世界では女だけで外でお茶をするのも戦いだけれど
    スモーブのお店だしちょっと安心できる。
    キヨリも吹っ切れていい性格になった感じがするし
    彼女たちを見て素敵だなと思ったり自分もしたいなと思ったりする女の人が増えて
    もしかしたらスモーブのように、女の子がそうすることを応援してくれる男の人も出てくるかもしれない。
    そうしたら、彼女たちは世界を変えることになる。
    少しだけ、良い方へ。
    ラストのハルの笑顔は最高だ。

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著者プロフィール

山田J太
千葉県生まれ。漫画家兼イラストレーター。おもな作品に「蒼界のイブ」(双葉社)、「UN-GO 敗戦探偵・結城新十郎」(角川書店)、挿絵の仕事に「IQ探偵ムー」シリーズ(ポプラ社)などがある。

「2013年 『風の館の物語4 -美しき精たち-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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