米国の日本占領政策 下: 戦後日本の設計図 (叢書国際環境)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120013799

感想・レビュー・書評

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  • 一見するとアメリカは民主政やプラグマティズムが機能しているように思われるが、その結果は常に誤ってきたといっても過言ではない。ヤルタ協定~日本の戦後処理は容共の色合いが濃く、米ソ冷戦構造へとつながった。朝鮮戦争~ベトナム戦争~湾岸戦争も軍需産業を富ませることには成功したのだろうが、アメリカの国力を増進させたとは言えない。ソ連崩壊後のアメリカにとって世界はバラ色にはならなかった。そして今、アメリカファーストを合言葉に広げすぎた風呂敷を畳んで、自国へ引きこもろうとしている。
    https://sessendo.blogspot.com/2019/02/blog-post_8.html

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著者プロフィール

熊本県立大学理事長・ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長・神戸大学名誉教授

「2014年 『戦後日本外交史〔第3版補訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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