- Amazon.co.jp ・本 (953ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120015205
感想・レビュー・書評
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再読 全4巻代表1巻
年代的な都合もあって
A氏側の作品は実はこれしか読んでいないことに
今回気が付いた
主に昭和二十年代後半が舞台で
作中収録された作品は本作以外の形式で
触れるのは難しいという意味で意義ある作品
当時の作品は絵物語の影響か
紙がないというか作品が氾濫していないからか
すごい圧縮されているなあと思う
このまんが道と同じころの作品の『はいからさんが通る』も
ものすごく圧縮されているが
こちらは単に少女向けマンガ技術の歴史的遅れかと
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涙なくして読めません。
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藤子不二雄Aさんの自伝的まんが。
読むとドラえもんの印象が変わります。
主人公の劣等感に共感・・・。 -
・夢見る人と夢託す人の物語―はじめに
・手塚の革命的処女作『新宝島』61
・高岡(満賀と才野の出身地)の大仏は日本三大仏の一つ106
・霧野涼子「あたし満賀くんの応援団長になってあげるから!」392
・豊島区椎名町トキワ荘631 -
やっぱいるかなと。
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神・手塚治虫(手塚は銀河を背景に登場)との出会いで涙を流す満賀(作者・藤子A不二雄の分身)、すぐ妄想する満賀、たいしたことないのにすぐ悩む満賀、ときわ荘の仲間との友情をはぐくむ満賀…。伏線の破綻がかえってリアルに思えるほどの心理描写に引き込まれる。「ギャワーン!」や「ンマーイ!」等の擬音語・擬態語や全体的に暗いコマのトーンも切迫感を出すのに一役買っている。ときわ荘漫画史を学ぶ教科書としても、青春モラトリアム漫画としても一級品。
「ばかっ!!きみたちの漫画にかける情熱は、そんなアマッチョロイものだったのかっ!!!」
寺田ヒロオに怒鳴られて、読者は諦めかけていた夢をまた追いたくなる。