- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120020049
作品紹介・あらすじ
関羽、張飛がたおれ、劉備も逝き、蜀の危急存亡のとき、曹操の悪しき統一を防ぐため「天下三分の計」をたて、輿に乗り白羽扇で軍を率い、丞相孔明は五丈原に向う。史料の徹底的な吟味によってよみがえる孔明の新しい魅力。
感想・レビュー・書評
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漫画の三国志が登場人物を英雄として扱っているのに対し、この本ではとても人間味あふれる描き方をしていて親近感が沸きました。
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下巻は、赤壁の戦いの後から、孔明の死までが描かれる。
『三国志』の中でも、孔明だけにスポットを当てた小説ということで、今まで知らなかったこと(孔明に妻がいたことなど)もあり、全体としてたいへん新鮮な印象であった。 -
三国志演義ではない方の諸葛孔明が描かれている。当然赤壁では風を呼ばない。生ける仲達を走らせたのも孔明と仲達の利害が一致したからであり、仲達はワザと蜀を見逃したと。人の心理に通じており、情報戦で負けないようにする。人間らしい孔明が描かれていた。
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忘れた
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初見:小学6年生
「ある」本はともかく、この本で得た知識を語っては得意がるという、いやな子供だった。
でもいまだにうちの実際の本棚においてある、思い出の一冊。