闘争の倫理: スポーツの本源を問う

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  • 中央公論新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120029318

感想・レビュー・書評

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  • スポーツを、そしてスポーツを通して人の教育を、哲学的に考えさせられた本に初めて出逢えた。スポーツを娯楽として楽しむのは確かに真である一方で、真剣と体を張る覚悟、ちょっと見えなけらばずっこい事もできそうな手前で、自分の正義を貫く意志を養えるのは、スポーツであり、更にチームスポーツであるということに納得。小学校、もっと言えば幼児教育の中からチームで遊ぶこと、仲間と目標を達成して共に喜ぶことなど哲学的な教育が必要なんではないかと強く感じた。人の身体に関わる生業、さらにその職業の教育を司る立場として、心に留めておくべき文章がたくさんあった。著者と対談した学者さんのお話しが著者の伝えたいことを小難しくしているようで少々残念な感じがした。

  • 私にとってのバイブルです。大西先生の最終講義は聴きたかった…。早大図書館にあるので、早大生は卒業する前に必ず視るべし!

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