迷子の眠り姫

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120030567

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  • 死にかけて超能力に開眼した女子高生。
    幽体離脱だけかと思いきや、テレパシーや予知夢。
    とんでも話でドタバタ。
    夫婦関係のもつれ、浮気、不倫、嫉妬。
    味方と思われた女性刑事が二重スパイ。麻薬組織に取り込まれていた。そのくせ偉そうな説教を留守電に残す。
    「恋人とその妹を守るために能力に目覚めた」みたいなことを言う主人公。その背後には死屍累々。多くの人が不幸になっていた。元々とんでもない人たちばかり。
    三途の川の祖母ちゃんの下りも回収されず。設定を簡単に追加しては使い捨てにするよう。

  • 【あらすじ】
    体育の日に川に落ち、一度死んで「あの世」から生き返った16歳の高校生・笹倉里加。目をさますと、遠くの出来事を見聞きできる、ふしぎな「力」が備わっていた。自分を川に突き落として殺そうとした犯人はいったい誰か?「力」を駆使して真実を突き止めようとする里加に、単身赴任する父の不倫、先生を慕う妹の恋心、ボーイフレンドの一家心中、担任教師の秘密など、つぎつぎと問題がふりかかる。クラスメイトの売春事件の陰にはクスリを扱う危険な組織が見え隠れし、友達を励ますはずのパーティでは銃声が…。泣いて、笑って、恋をして、ふしぎな「力」で解決します。

    【感想】

  • 昭和の香りのする小説。でも嫌いじゃない

  • 読み始めて、すぐなんか気が失せて、そのまま読書も失せて、2週間くらいそのままでいまようやく読み終えた。うーん。。。昔の作品なのかなあとおもったけど、99年モノなんだなぁ。。。。。12年前かー。赤川作品、むかしは大好きだったんだけどなあ。思いがけないトリックもあり、ほどよい恋模様もあったりで。今回も、高校生とある事故(?から特殊能力を得て、さまざまな事件を未遂に防いだり、彼氏との別れがあったり。。。でもなんか、詰め込みすぎというか。みんなある程度心に闇があったり人にいえない事情があったり、そりゃ、そうなんだけど、てんこ盛りミックスにしすぎなような。裏事情がある人がおおすぎて、それがつながっている爽快感もないし。まあ、あまりノッてない時期にさくっと勢いで描かれた作品、に、見受けられました。歳を経てよむとちょっと違うなあ赤川作品。大人になってこどもプールに入ったときのような読後感、でした。すみません。

  • 事件多いので展開早くて読みやすかったです

  • 一度死んだ主人公・理加は、あの世から生還してから不思議な力を得てしまう。<BR>
    身近にいる人々のもとで起こった難事件を解決しようと力を使うが、
    その過程で自分を殺そうとした犯人を知る。<BR>
    赤川次郎さんの作品は昔から読みやすいと知ってましたが、高校生になって再びはまる、その最初に読んだ本。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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