沈黙の檻

著者 :
  • 中央公論新社
3.03
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本棚登録 : 185
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120041600

感想・レビュー・書評

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  • いつもの堂場調だね。驚くようなトリックは無く、人間を書いている。
    もう少しテンポが良いと良いのだがな〜。

  • 堂場さんらしい作品。
    一匹狼で、組織の中では少なくなった古いタイプの刑事が、自分の勘を頼りに時効になった事件を追いかける。
    時効とは何なのか。
    時効が過ぎたことで生じる、捜査する警察も含めた関係者の心の底までを描いた良い作品だと思う。

  • 時効になった17年前の殺人事件の犯人だと名指しされた運送会社社長・末松が命を狙われた。氷室は彼を警護する事になったが・・・
    時効になったからって、罪は消えないってことなんだろう。
    ただ、服役したら罪を償った事になるかというと、全く更生できていない前島の様な人も多いわけで・・・だからって末松のやり方もどうかと思うし・・・うーん、難しい。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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