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- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120041600
感想・レビュー・書評
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いつもの堂場調だね。驚くようなトリックは無く、人間を書いている。
もう少しテンポが良いと良いのだがな〜。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
堂場さんらしい作品。
一匹狼で、組織の中では少なくなった古いタイプの刑事が、自分の勘を頼りに時効になった事件を追いかける。
時効とは何なのか。
時効が過ぎたことで生じる、捜査する警察も含めた関係者の心の底までを描いた良い作品だと思う。 -
時効になった17年前の殺人事件の犯人だと名指しされた運送会社社長・末松が命を狙われた。氷室は彼を警護する事になったが・・・
時効になったからって、罪は消えないってことなんだろう。
ただ、服役したら罪を償った事になるかというと、全く更生できていない前島の様な人も多いわけで・・・だからって末松のやり方もどうかと思うし・・・うーん、難しい。