- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120041624
感想・レビュー・書評
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三島由紀夫の小説に関するいろいろなエッセイを集めた物。とても面白かった。ぼんやりと何かが見えかけているとき、外国の人の話ばかり耳を傾けていたくなくて読んだんだけど、良かったと思う。小説を書くのって、上を見ればキリがなく簡単ではないんだけど、とても面白いもののように思えた。作品を読むのが楽しみに。
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告白するとこれが三島初体験。いやだってほら、ねぇ。三島さんってば世間に流布している情報からすればどっかいっちゃってる人ってイメージじゃないですか。普通の人は自決とかしないし。なんとなく敬して遠ざけていたのですが、図書館でふと手にとったら面白いんだこれが。なんで小説家は小説を書くのかとかね。小説は言語で完結するとかね。いちいちウンウンと納得。でもここまで自分を客観的に分析しながら、それでも写真集を作っちゃったりしたのはなぜなのかなぁ。それも専守防衛だったのだろうか。そうなのか。なんともよくわからないけど、小説も読んでみようと思った。でもエッセーが好きだからって小説も好きとは限らないんだよね。自分の場合その代表例は村上春樹。
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名著『文章読本』の姉妹篇。小説とは何か。わが創作方法。小説の技巧について。作家を目指す人々の為にミシマが遺してくれた書物。
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文章のためのハウツーはいろいろあって、私もいくつか読んでみましたが、・・・まぁ時間の無駄だったかな・・・と思うようなものも・・・(*・∀・)。結局、文章というものは、説明書のようなハウツーなどが助けになるような甘いものではないのです。大野晋先生の新書とこの本はよかった。・・・バタイユに言及したりしていなければ高校生諸君にも薦めたいところなんだけどwwww