チャコズガーデン

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120042140

感想・レビュー・書評

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  • 禍福(かふく)の法則⇒良い時はあれば悪い時が必ず訪れる
    チャコは久子のこと

    個人の時代、プライバシーの時代にあって皆さびしい世の中。そんな中、マンションで事件があり。住民同士がプライバシーを公開せざると得なくなり、コミュニケーションが始まった。

    最上階の部屋をコミュニケーションルームにし、そこに好んで集まる状況に変わった。という内容。心穏やかになる相変わらずの作風だ。

  • マンションの人々の秘密が次々と明らかになっていくが
    展開はまったく予想していなかった結末に感動しました。

  • 禍福は糾える縄の如し。読み終えた時ほっこりとあたたかくなりました。表紙が黒くて最初ミステリーかと思ったんだけど(~_~;)

著者プロフィール

明野照葉

東京都生まれ。一九九八年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。二〇〇〇年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞、一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とし、女性の心理を描いた独自の作風はファンを魅了してやまない。『汝の名』『骨肉』『聖域』『冷ややかな肌』『廃墟のとき』『禁断』『その妻』『チャコズガーデン』(以上中公文庫)、『女神』『さえずる舌』『愛しいひと』『家族トランプ』『東京ヴィレッジ』『そっと覗いてみてごらん』など著作多数。

「2020年 『新装版 汝の名』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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